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産学連携フォーラム「第17回 自動車技術に関するCAEフォーラム 2024」 2024年3月5日(火)、6日(水)

3月5日(火) 基調講演・特別講演
10:00-10:15
(15分)
OP1 オープニングリマークス

開会のご挨拶と海外動向について

須田 義大

東京大学/生産技術研究所

モビリティ・イノベーション連携機構(UTmobI)/
次世代モビリティ研究センター

機構長/教授

須田 義大

10:20-10:55
(35分)
K1 基調講演 ※同時通訳あり

C-NCAP virtual testing content and planning

~中国自動車技術研究センターが来日!C-NCAPにおけるヴァーチャルテスティングの内容と計画~

※同時通訳あり

Bu Xiaobing 氏

CATARC Automotive Test Center (Tianjin) Co.,Ltd

Vehicle Crash Test Analysis division

Director

Bu Xiaobing

概要

中国市場における自動車の衝突安全性能評価を行うC-NCAPにおけるバーチャルテスティングの状況と今後の研究の方向性について、主に2つの試験項目(「far side remote passenger protection」と「active passive out of position virtual testing」)の試験要件と試験方法を中心に説明する。

Describe the testing conditions, and future research directions of C-NCAP virtual testing, mainly focusing on the testing requirements and methods of the working conditions from two working conditions: far side remote passenger protection and active passive out of position virtual testing.

プロフィール

Dr. Bu Xiaobing, who works at CATARC and is the director of the Impact Test Analysis Department,he is engaged in the research of passive safety development and virtual testing, has published 8 SCI papers and more than 20 EI papers, and has rich theoretical knowledge and engineering development experience. At present, he is mainly engaged in the technical research and protocols revision of passive safety virtual testing, active and passive safety integration virtual testing.

11:00-11:40
(40分)
S1 特別講演 ※同時通訳あり

Accelerating innovation and productivity with AI/ML | AI/MLでイノベーションと生産性を加速する

※同時通訳あり

Mohan Srinivasa 氏

Ansys, Inc.

Mohan Srinivasa

概要

Artificial intelligence and machine learning (AI/ML) models are revolutionizing how mathematical models of engineered systems are built and enhanced. When combined with physics-based simulations they increase in their predictive power and can be harnessed for enhancing innovation and productivity. In this talk we will discuss how physics simulations enhanced by AI/ML can
1. How Ansys SimAI will accelerate innovation by generating solutions for novel geometric designs
2. Accelerate insights derived from simulations by enabling high-fidelity design space exploration.
3. Reduce physical testing by adding the effect of residual physics in physics models
4. Discover the value of historical data by making them relevant for current generation design.
By frontloading simulations enhanced AI/ML models in the engineering design process engineers can achieve higher productivity and accelerated product development. In this talk we will discuss how to achieve this with use-cases from the automotive industry.

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人工知能と機械学習(AI/ML)モデルは、工学システムの数学モデルの構築と強化の方法に革命をもたらしている。物理ベースのシミュレーションと組み合わせることで、予測力が高まり、イノベーションと生産性の向上に活用することができます。本講演では、AI/MLによって強化された物理シミュレーションがどのように役立つかを説明します。
1. Ansys SimAIが斬新な幾何学設計のソリューションを生成し、イノベーションを加速する方法
2. 高忠実度の設計空間探索を可能にすることで、シミュレーションから得られる洞察を加速します。
3. 物理モデルの残差物理学の効果を追加することで、物理テストを削減します。
4. 現在の世代の設計に関連させることで、過去のデータの価値を発見する。
エンジニアリング設計プロセスにおいてシミュレーションを強化したAI/MLモデルをフロントローディングすることで、エンジニアはより高い生産性と製品開発の加速を達成することができます。本講演では、自動車業界のユースケースを交えながら、その実現方法についてご紹介します。

プロフィール

11:40-12:00
(20分)
休憩&展示回覧時間
Aトラック Bトラック
12:00-12:40
(40分)
CAEの利活用環境(クラウド/データ活用/セキュリティなど) HPC クラウド
L1 ランチ講演 ※本セッションでは昼食のご提供があります

AWSのCAEへの取り組み

~CAE on AWS HPC~

舛重 国規 氏

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社

自動車・製造事業開発本部

製造設計領域 担当部長

舛重 国規

概要

近年、CAEでのクラウドへのニーズはソルバーのGPUやarm対応での最新のCPU/GPU利用、大規模シミュレーション対応といったソルバーでのHPC活用だけではなく、プリ・ポストでの仮想デスクトップの活用などますます広がっています。本講演では、CAEでどのようにAWSが利用できるのかやAWSのHPCサービスなどCAEに対する取り組みをご紹介いたします。

プロフィール

前職では、CAE/CAD/PLMベンダーにてCFDエンジニアとして様々な解析に従事した後、CFDのクラウド活用の利用促進、CAE/CAD/PLMのマーケティングを担当。現職ではAWSにて自動車・製造業のお客様のCAE/CAD/PLMでのクラウド利用促進を支援。

12:40-13:00
(20分)
休憩&展示回覧時間
11:55-12:05
(10分)
A1ブロックに関するQ&Aセッション
B1ブロックに関するQ&Aセッション
A2ブロック B2ブロック
13:00-13:25
(25分)
概念・構想・機能設計CAE
A1-1 招待講演

ファーサイド用エアバッグモデルの開発と適用

小島 聡太 氏

トヨタ自動車株式会社

車両技術開発部

主任

小島 聡太

概要

近年、世界の自動車安全性能アセスメントにおいて、シミュレーションによる評価(VT)の導入が議論されており、欧州や中国では評価項目として一名乗車のファーサイドスレッド試験が決定した。VT評価の成立には試験状況を精度よく再現するモデルが必要となる。本研究では、フロントセンターエアバッグ(FCAB)に着目、従来技術を応用し、実際の展開試験やインパクト試験における荷重特性を精度良く再現するFCABモデルを開発した。開発したFCABモデルを搭載したスレッドモデルを構築し、ダミー応答が試験とCAEで良好な一致を示すことを確認した。また、バーチャル人体モデルTHUMSを用い計算安定性を確認した。

プロフィール

2009年トヨタ自動車株式会社に入社。
乗用車の衝突安全に関する性能開発や技術開発に従事している。

CAEの利活用環境(クラウド/データ活用/セキュリティなど) CFD(流体解析)
B1-1 招待講演

スパコン「富岳」が拓くSociety 5.0時代のスマートデザイン

坪倉 誠 氏

理化学研究所計算科学研究センター/神戸大学大学院

複雑現象統一的解法研究チーム/システム情報学研究科

チームリーダー/教授

坪倉 誠

概要

理研産学官連携「HPCを活用した自動車用次世代CAEコンソーシアム」では、「富岳」上に、既存の実験代替CAEとは抜本的に異なる新たなシミュレーションフレームワークの構築を行い、次世代ものづくりの検討を行っている。本講演では自動車空力設計を中心として、デジタルツインによるリアルワールドシミュレーションや、AIによるリアルタイムシミュレーション、さらにはこれらを用いた多目的最適化技術について紹介する。

プロフィール

1997年東京大学大学院機械工学専攻博士課程を卒業後、東工大、電通大、北大を経て2015年より神戸大学大学院システム情報学研究科教授。2012年より理研計算科学研究センター兼務。熱流体を対象とした計算力学とスパコンを活用したその産業応用を専門とし、地球シミュレータ、スパコン「京」、「富岳」に関連した各種プロジェクトに従事。2021年飛沫シミュレーションでゴードンベル賞特別賞受賞。日本学術会議連携会員。

13:30-13:55
(25分)
構造・設計CAE
A1-2 招待講演

人体有限要素モデルを用いた歩行者頭部傷害解析

吉川 満晴 氏

株式会社SUBARU

車両安全開発部

担当

吉川 満晴

概要

歩行者 vs 自動車の交通死亡事故の損傷部位は、頭部が最も高い割合を占めており重要な課題となっている。今回、バーチャル人体モデルTHUMSを用い、衝突方向と頭部傷害値との関係をシミュレーションより明らかにした。また、頭部がエンジンフードに衝突する際の挙動と、最大脳ひずみの発生メカニズムについて調査した。

プロフィール

2003年大手自動車会社グループの設計専門会社に入社。前面衝突CAEによる性能検討業務に従事。
2008年株式会社SUBARU(当時、富士重工業)入社。
CAE部にて前面衝突安全性能の検討および衝突ダミーモデルを用いた傷害評価技術の構築に従事したのち、2019年に現部署に異動。
市場事故における傷害発生状況の調査、人体CAEモデルを用いたの傷害評価技術の開発に従事している。

モノづくりのための生産加工・設計CAE
B1-2 招待講演

耐水耐熱変位計による電着槽および乾燥炉内での車体変形の実測とCAEとの比較

樫山 武士 氏

スズキ株式会社

環境・材料・生産技術開発部 基礎・先行技術開発グループ

専門職

樫山 武士

概要

塗装中の水圧や熱による車体の変形に対しCAEによる予測や対策が進められているが、予測精度の検証には工程中での変形測定が必要である。そこで、耐水・耐熱の変位測定装置を製作し、槽内や電着乾燥炉内での車体外板の変位を測定した。また、実測した乾燥炉内での車体外板の熱変形について熱流体CAEによる解析を行って結果を比較しその妥当性を検証した。

プロフィール

1994年スズキ株式会社入社。生産技術部塗装課にて主に新機種の立ち上げ業務に従事。その後、横浜研究所、実験部解析課にて電着塗装膜厚シミュレーションシステムの開発、導入を担当。現在は開発部門で生産シミュレーションと測定技術に関する新技術開発を担当している。

13:50-14:00
(10分)
A2ブロックに関するQ&Aセッション
B2ブロックに関するQ&Aセッション
13:55-14:20
(25分)
休憩&展示回覧時間
A3ブロック B3ブロック
14:20-14:45
(25分)
構造・設計CAE
A2-1 招待講演

トポロジー最適化による構造物の軽量化・高性能化

西脇 眞二 氏

京都大学大学院

工学研究科 機械理工学専攻

教授

西脇 眞二

概要

トポロジー最適化は対象構造の外形形状に加え穴の数の増減などの形態をも可能とする最も自由度の高い構造最適化の方法である。本講演では、まずトポロジー最適化の考え方を概説する。次に、対象構造物の高性能化を目的に、トポロジー最適化を様々な物理問題に適用した事例を示す。さらに、マルチマテリアル化に拡張したトポロジー最適化の方法により、自動車ボディ構造の大幅な軽量化・高性能化を可能とすることも示す。

プロフィール

1986年京都大学精密工学科卒業、1988年京都大学大学院工学研究科精密工学専攻修士課程修了、(株)豊田中央研究所入社。1998年ミシガン大学工学部機械応用力学学科博士課程修了。Ph.D.取得。2002年(株)豊田中央研究所退社、京都大学工学研究科 助教授、2007年同准教授、2009年同教授、現在に至る。

CFD(流体解析) PIV 車室内空調
B2-1 招待講演

ステレオPIV法による簡易車室内モデルの3次元流動場可視化とCFDとの比較検証

伊藤 和樹 氏

マツダ株式会社

装備開発部

シニア・スペシャリスト

伊藤 和樹

概要

車室内では、気流が内装部品に衝突することで複雑な三次元流れ場を形成する。従って、効果的な空調性能の開発にはCFD解析による詳細流れ場の理解が必要である。
本セッションでは、簡易車室内モデルを対象に速度三成分を取得し可視化するステレオPIV法とCFDとの比較に加え、Mesh細密化による流れ場への影響についての検討事例を紹介する。

プロフィール

2009年マツダ株式会社に入社。
車両の内外装領域における設計開発にて剛性・振動・衝突・熱流体と幅広い領域のCAE/CFDの技術開発に従事。

14:50-15:15
(25分)
構造・設計CAE
A2-2 ソリューション講演

車両ドア周りのシール解析からシステム解析技術

金子 岳郎 氏

ニュートンワークス株式会社

CAE総合開発センター

研究員

金子 岳郎

概要

一般的に用いられているCAEでは、部品ごとの耐久性を計算し信頼性を確保しても、アッセンブリになると計算の条件設定でも評価においても気にかける事が多く難解になる。そこで、自動車ドア周りのシール設計・システム設計を例として、アッセンブリの計算を難しくしている理由を考えて、境界面(ミクロ)で起きる事と、システム(マクロ)での相互影響に着目した計算手法を報告する。

プロフィール

2020年にニュートンワークス株式会社入社。自動車・産業機械のシールや摩擦に関する課題を中心にCAEの活用・推進業務に従事。構造解析・流体解析などを活用した設計・開発業務への技術支援に携わる。

CFD(流体解析) 熱マネージメント 空調
B2-2 ソリューション講演

TAIThermとシステムツール連成によるキャビン温熱解析事例の紹介

周 徐斌 (シュウ シュビン) 氏

ThermoAnalytics Japan 株式会社

代表取締役

周 徐斌 (シュウ シュビン)

概要

The presentation will demonstrate a cabin heat-up and cool-down scenario utilizing a novel TAITherm based coupling methodology for cabin thermal simulation, discussing the proposed solution’s accuracy and efficacy.
車室内快適性能の向上のために、車両開発においては効率よくキャビン温熱解析を実施するニーズが高まっています。本講演では、ThermoAnalytics社のTAIThermと他社市販のシステムツールの連成による新しい効率的な解析手法をキャビン温熱解析に適用した事例を紹介します。本事例を通して、計算速度、精度を満たすシミュレーションの実用性を報告します。

プロフィール

2012年上海交通大学工学部大学院卒業、精密機器、自動車メーカー、CAEベンダーを経て2020年にEThermo株式会社を設立し、2023年7月に同社は米国ThermoAnalytics社の出資を受け、ThermoAnalytics Japan株式会社に社名変更、継続して米国ThermoAnalytics社製品のTAITherm、CoThermの販売、技術サポート、コンサルティングを行い、現在に至る。
日本機械学会認定 計算力学熱流体解析分野 上級アナリスト。

15:10-15:20
(10分)
A3ブロックに関するQ&Aセッション
B3ブロックに関するQ&Aセッション
15:15-15:40
(25分)
休憩&展示回覧時間
15:40-16:05
(25分)
概念・構想・機能設計CAE
A3-1 招待講演

Hondaにおける開発上流でシミュレーションを活用した自動車開発プロセスとサロゲートAIの可能性について

大久保 宏祐 氏

株式会社本田技研工業

BEV開発センター BEV完成車開発統括部 開発プロセス課

課長

大久保 宏祐

概要

近年の自動車をとりまく環境の急激な変化から、自動車開発においては求められる機能要求の複雑化、また性能要求の高度化が顕著である。Hondaではこの状況に対応する為に、開発上流にてシミュレーションを活用した設計を行っている。 本講演では、上流でのシミュレーションを活用した開発プロセスと、そのプロセスをさらに高速化させる事ができると考えられるサロゲートAI活用の可能性について紹介する。

プロフィール

2000年 本田技術研究所入社
先行エンジン開発部署、実車システム研究のグループ配属
燃費・排気ガス関連の制御設計、適合、性能設計、パワートレーン開発手法改革に従事
制御開発、エンジン、実車テスト、排気触媒開発、1D、3Dシミュレーション、テスト設備導入、プログラミングを経験
2018年 開発プロセス改革室 マネージャー
自動車の開発プロセス改革に従事
MBSEの社内展開を開始
2020年 本田技研工業株式会社 デジタル改革統括部 プロセス改革部 ものづくりプロセス課 課長
自動車開発のデジタル改革に従事
2022年 現職
自動車開発プロセス改革に従事

CFD(流体解析)
B3-1 招待講演

粒子法を用いた雪解析の実用化(自動車開発)

大熊 伴哉 氏

株式会社SUBARU

車両安全開発部

担当

大熊 伴哉

概要

SUBARUの『安心と愉しさ』をお客様へ届けるために耐環境性(水害、雪害)の品質確保は重要である。雪害は実車試験での評価手法は構築しているが、机上評価は確立できていない。季節にとらわれない評価手法を構築するために、粒子法解析で粉雪や融雪の再現に取り組んでいる。今回は粉雪の検証状況を報告する。

プロフィール

2008年に㈱SUBARUに入社。
入社後2年間ボディ設計に従事。
その後、実験部門に配属となり、
現在の耐環境(水害、雪害)に従事している。

16:10-16:35
(25分)
概念・構想・機能設計CAE
A3-2 ソリューション講演

新しいリダクションモデル化手法による自動車衝突解析

林 信哉 氏

株式会社JSOL

エンジニアリング事業本部

プロフェッショナル

林 信哉

概要

近年、自動車開発のフロントローディングが進む中、設計の初期段階(コンセプト設計)で車体の衝突性能の評価を可能にするCAE技術が求められてきた。株式会社JSOLは、ビーム要素による簡易化手法を拡張して、衝突解析に適用可能な新たなリダクションモデル化手法を開発した。本講演では、リダクションモデルの解説とモデリングツールJ-SimRapidで作成したリダクション車体モデルによる衝突解析を紹介する。

プロフィール

1993年に株式会社日本総合研究所(のちに株式会社JSOLに分社)に入社。Ansys LS-DYNAによる自動車衝突安全解析の受託開発業務、技術コンサルティングを主に担当。近年は、樹脂・複合材解析、エアバッグ折り畳み解析ツール、コンセプト設計解析ツールなど、自動車開発を革新するCAE技術開発プロジェクトを担当している。技術士(機械部門)。

概念・構想・機能設計CAE タイヤモデル
B3-2 ソリューション講演

リアルタイム車両運動シミュレーションの為のMF-Tyre/MF-Swiftタイヤモデル

日向 俊行 氏

シーメンス株式会社

技術営業本部

コンサルタント

日向 俊行

概要

自動車開発のバーチャル化に伴い、ドライビングシミュレーターなどReal-time simulationのニーズが年々高まっている。ハンドリング性能や乗り心地などをシミュレーターにて評価するには精度の高いタイヤモデルが必須となる。そうしたニーズに対応するためのMF-Tyre/MF-Swiftの最新機能と欧州自動車OEMにおけるユースケースについてご紹介する。

プロフィール

2005年~:自動車OEMにて実験エンジニアとして車両運動性能分野に従事。
その中でタイヤ性能に関する先行開発を担当。
2020年10月~:現職。シーメンス株式会社技術営業本部においてSimcenter Tire製品・ソフトウェアの技術営業・技術サポートを担当。

16:35-17:00
(25分)
休憩&展示回覧時間
17:00-18:00
(60分)
P1 パネルディスカッション

自動車設計・製造プロセスにおけるデジタルエンジニアリングのこれから

~CAE利活用や開発環境の課題と展望を議論~

モデレーター

加藤 千幸

東京大学

生産技術研究所
革新的シミュレーション研究センター

教授

加藤 千幸

プロフィール

専門は流体騒音の予測と低減。20年間以上にわたって、先端的シミュレーションソフトウェアの研究開発とその普及を目的とした、文部科学省のプロジェクトの代表者を務め、ものづくり分野における、先端的かつ実用的シミュレーションソフトウェアの研究開発とその社会実装をけん引。一般社団法人日本機械学会会長、一般社団法人ターボ機械協会会長、一般社団法人HPCIコンソーシアム理事長などを歴任。

パネリスト

中島 卓司 氏

広島大学

先進理工系科学研究科

准教授

中島 卓司

プロフィール

2006年5月、東京大学大学院工学系研究科にて博士(工学)の学位を取得。同年10月、広島大学大学院工学研究科・助手に着任し、その後一貫して、自動車や船舶等の輸送機器に関わる流体工学の研究・教育に従事。2021年10月より同大学 大学院先進理工系科学研究科・准教授。同研究科 次世代自動車技術共同研究講座 空気力学研究室・准教授を兼任。自動車技術会CFD技術部門委員会委員。

小林 広和 氏

株式会社本田技術研究所

先進技術研究所 ダイナミクス領域・チーフエンジニア

小林 広和

プロフィール

2007年本田技術研究所に入社。
入社以来、車体構造の研究部門にて衝突、剛性、NV解析等を担当し、現在はフルビークルCAEの解析技術開発を推進している。主に先行開発、将来技術開発を中心に取り組んでいる。

柳瀬 純一 氏

三菱自動車工業株式会社

性能計画実験部

担当マネージャー

柳瀬 純一

プロフィール

CAEフォーラム2024 プログラム委員。  三菱自動車工業に入社後、車体構造の剛性、NV解析のCAE技術構築と開発適用に従事。現在は、モデルベース開発(MBD)にも携わり、MBD/CAEの技術開発と適用拡大を推進。

長坂 圭 氏

スズキ株式会社

四輪構造系CAE/MBD統括部 衝突グループ

長坂 圭

プロフィール

2003年スズキ株式会社入社。以来、一貫してCAEを用いた四輪車の衝突安全性能開発、および衝突CAEの技術開発に従事。2018年学位取得。博士(工学)。

and more..

概要

18:20-19:30
(70分)

情報交換会
※講演者、プログラム委員会、スポンサー企業、参加者と共に、自動車技術やCAEに関する情報交換を行っていただく場です。
ささやかではございますが、立食形式にてお食事もご提供いたします。
※会場規模の関係上、自動車メーカー、部品メーカーなど、本イベントの対象者を優先するため、お断りさせていただく場合もございますので、予めご了承ください。

受講お申し込みはこちら