2016年に向けて、いよいよ日本でも電力の自由化が現実のものとなる。それに先駆けて、各地での実証実験や既存の電力会社や新電力による新しいビジネスへ取り組みなど、スマートグリッド周辺のビジネスは活発化している。
本セミナーでは、本当の意味でスマートグリッドのビジネス成功させるために、これから備えていくべきことは何か、何が成功の秘訣なのか、海外の事例や実証実験の例を見ながら、考えていく。
開催概要
テーマ | 「スマートグリッドビジネスを成功に導くための秘訣を探る」セミナー |
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日時 | 2014年3月26日(水) 13時~17時(受付開始 12時30分開始) |
会場 | 住友市ヶ谷ビル9F インプレスグループ市ヶ谷セミナールーム 東京都新宿区市谷本村町1-1(市ケ谷駅から徒歩約1分) http://office.sumitomo-rd.co.jp/building/detail/shinjyuku/sumitomoichigaya/ |
受講料 |
■一般のお客様 25,000円(税別) ■SmartGridニューズレター 定期購読中のお客様は無料ご招待 |
定員 | 60名様(先着) |
主催 | 株式会社インプレスビジネスメディア SmartGridニューズレター |
協賛 | 一般社団法人 電気学会 (電気学会 会員のお客様は、優待価格でご参加いただけます、お問い合わせください) |
タイムテーブル
第一部 | |
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13:10 ~ 16:00 |
基調講演 2020年東京五輪/パラリンピックに向けたスマートシティの姿 =今何をすべきか= 東京大学大学院教授 江崎 浩 氏 2020年の東京五輪/パラリンピックの開催まで、あと残り6年です。1年のうちで一番電力需給率の高い7月、8月において、電力・エネルギーシステム、ICTシステムをどのように構築していけばいいのか。また、都市としてどのように設計していくべきか。ここでは、過去に開催された北京、ロンドン五輪の例も挙げながら、システム構築・運用についての課題と、今から企業として準備しておくべき取り組みを考えていきます。 講演1 スマートグリッド国内外事例とそのビッグデータ視点での新しいビジネスの方向 日本アイ・ビー・エム株式会社 スマーター・シティー事業 部長 国内外のスマートグリッド事例を、データ処理やビジネス視点での戦略で解説します。 日本では考えもつかないビッグデータとあわせたEUの国としての実際のビジネス創出支援戦略についても紹介します。また、日本で強く求められているエネルギーとデータのビジネスエリアとアプリケーションや、シリアスな課題についても解説していきます。 講演2 米国ロスアラモスの実証実験と 清水建設株式会社 技術研究所 所長補佐 傳田 篤 氏 2010年から開始された米国ロスアラモスのマイクログリッドの実証プロジェクトが2014年に終了します。同社は、このプロジェクトにおいて商業ビルを対象としたBEMSの実証に参画していますが、これらの実証内容ととも実証結果から見えてきたことを解説します。さらに清水建設本社ビルにおけるスマートビル構築の概要についても紹介します。 |
第二部 | |
16:10 ~ 17:00 |
パネルディスカッション テーマ:スマートグリッドビジネスを成功させるための5つの条件とは? 2016年の電力自由化が現実的に迫ってきているなか、企業がスマートグリッド周辺のビジネスへ参入するためにはどのようなことを準備しておくべきか、あるいはどのようなビジネスモデルが想定できるのか、成功のための条件を考えていきます。またその中で、ビジネスの障壁となるものは何か、またその障壁に打ち勝てる対処法や戦略はあるのか、経験豊富な5人の専門家にディスカッションしていただきます。 司会 東京大学大学院教授 江崎 浩 氏 パネリスト 慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科 准教授 西 宏章 氏 |
※ 講演タイトル、内容などは、やむを得ない事情により変更となる場合がございます。予めご了承ください。