2018年11月の「Scrum基礎講座2018」は、4月に実施し、受講者から大好評を得たカリキュラム内容に加え、講師にもライフマティックス株式会社で執行役員 CTOの要職を務め、また、 国立情報学研究所 特任准教授としても活躍する土肥 拓生(どい たくお)氏を再び講師に迎え、「第2回 熱血!Scrum教室」として、白熱の授業を再現いたします。
- 受講生の声
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- 時間があっという間に過ぎて短く感じた
- 具体的な内容で大変良い感じです
- 今後の課題の把握ができ、次の1歩がわかった
- 実際に手を動かしたりチーム作りを体感できるのは良い
- 先生が話しやすく質問しやすかったです
- ※「アジャイル開発/Scrum基礎講座2018」(授業後のアンケートから)
授業構成は、実際の開発現場における課題解決を想定し、「Google Homeによる音声入力を利用した簡易Posシステムの実装」をテーマにして、アジャイル開発のトータルな開発作業を演習形式により体感していただきます。
この演習においては、代表的なアジャイル開発のフレームワークであるScrumを利用し、実際にJavaによるシステム開発を行います。 そして、一連の開発の中で、アジャイル開発のマインドを理解し、XP(eXtreme Programming)に代表されるプラクティスには、どのようなものがあり、どのような効果が期待できるのかを理解していただける構成内容としています。
特に、アジャイルに必須なテスト自動化/テスト駆動開発を、JUnit(Java用ユニットテストツール)とRobot Framework(受け入れテスト駆動開発フレームワーク)を利用して 習得していただきます。
また、音声入力という恐らく今後利用が進むであろう先進技術を取り入れ、ペアプログラミング/モブプログラミングを利用して取り組むことで、それらの価値を体感していただきます。
- TDD:テスト駆動開発 (test-driven development; TDD)
- ATDD:受け入れテスト駆動開発」(Acceptance Test Driven Development、ATDD)
Scrumの理念・開発フレームワークの理解とともに、「実装」フェーズを拡充し、実際に手を動かすアジャイル開発を体験し、体験に基づく議論によりアジャイル開発の根本思想の理解、アジャイル開発チームメンバーのマインドの変化、それに基づいた継続的な改善の必要性の理解、プラクティスの適用についての考察、実務でのプラクティスの適用に関する知見の獲得などを目的とした構成となっています。
初日(11月15日)には、受講環境のガイダンスについての説明と、授業に厚みを加える意味も含めてインプレス社刊の「JavaScript関数型プログラミング 複雑性を抑える発想と実践法を学ぶ 」の著者を迎えての特別講演を予定しています。言語アーキテクチャとしてJavaを捉えるだけではなく、関数型プログラミングの発想・実装から、アジャイル/Scrum開発に通じるロジカルシンキングを考える場として、是非、聴講下さい。
また、「最後の方も演習できる時間があれば良かったです」、「内容が盛りだくさんで欲を言えば、あと1時間あると良かった」との声を、受講者の皆さまから多数いただいている事から、基本は1時限について、午後7時から午後9時(2時間)の授業時間ですが、今回は授業の進行に応じ午後9時30分まで、授業時間の延長を予定しています。
※午後9時以降の帰社・帰宅は自由です。
従来のウォーターフォール型開発では、システム開発のスピード・変化対応に難があると考えながらも実践の経験が少ない方、アジャイル開発を社内で浸透させたい手立てを模索する方、実際にScrumを適用したが上手く行かない方、新規ビジネスでのIT活用にアジャイル開発の適用を検討している方々など、既に業務で利用している方は勿論、初めての方には基礎知識・経験を深める場として、ご利用いただいても十分活用できます。
本講座を通じ「Scrum」への理解を深め、チームで応用できる素養を身に付ける場としてご活用下さい。 サービスプロバイダ、IT活用部署だけではなく、多くの部門・多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
- 今回授業の特徴
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- 講義・演習/実習を通じた「Scrum」の基礎知識と応用への知見の獲得
- ワークショップ形式で、相互に意見交換をできるような環境を準備。Scrumの知識の習得だけでは無く、実践的な経験を通じてのアジャイル開発/Scrumの理解を図る
- Google Homeを利用した簡易なシステムをチームで作成し、先端テクノロジーの利用についての知見も習得できるような構成
- 従来の授業タイプセミナーよりも安価な授業料設定
- 全5回。すべて就業後に参加し易い午後7時から授業を開始(1回:120分)
- 受講に際しての留意事項
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- ※なんらかのプログラミング経験を有する(Java等オブジェクト指向開発)方の受講を推奨。
ただし、管理者サイドやエンドユーザーストーリーサイドに従事し、ITやプログラミング経験が少ない方も受講可能です。
ペアプログラミング・モブプログラミングを実施し、参加者と協力しながら授業を行う予定ですので、高いITスキルは必要としません。
- ※なんらかのプログラミング経験を有する(Java等オブジェクト指向開発)方の受講を推奨。
サービスプロバイダ、IT活用部署だけではなく、多くの部門・多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
- ※昨年及び前回実施した『データサイエンス基礎講座』を受講された方も、知識の再整理・復習の意も含め再受講をお薦めいたします。
開催概要
セミナー名 | Scrum基礎講座2018 「国立情報学研究所 特任准教授 土肥 拓生(どい たくお)の 第2回 熱血!! Scrum教室」 ~Google Homeを使って、ペアプログラミング/モブプログラミング/TDD/ATDD~ |
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日時 |
全5回 |
会場 | ■11月15日、16日 インプレスグループ セミナールーム 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング23F
■11月22日、29日、30日
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主催 | 株式会社インプレス |
協力 |
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特別協力 | 株式会社イディオマコムニカ |
受講対象 |
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受講料 | 59,400円(税込) |
参加特典 | 【各回毎配布】
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お問い合わせ先 |
お問い合わせ先:インプレス イベント事務局(担当:石川義貴) E-mail:jimukyoku@impress.co.jp 受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く) |
定員 | 50名(最少開講人数20名)
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注意事項
- 最少開講人数20名となります。
- 受講票は2018年10月29日(月)以降、順次電子メールにてご連絡させていただきます。
- 応募者多数となりました場合には、受講いただけない場合がございます。予めご了承ください。今回ご受講いただけないお客様には、次回の開講について、改めてご案内させていただきます。
- 講師・講座内容は予告無く変更される場合があります。予めご了承ください。
- 製品購入を前提としたり、製品販売促進のためのセミナーではありません。
- ロゴ、記載されている 製品およびサービス名は・会社名・団体名は、各社の商標または登録商標です。
開発環境を整備したVirtualBoxのイメージを配布致します。
1限目には、受講に際して利用する持参PC環境(Mac、Win、Unix系)にて、VirtualBoxのイメージの動作確認、および、VirtualBoxを使わずに環境を構築したい方向けに、利用ソフトウエア(Java 8、Maven、git、Eclipse、 Anaconda)の説明とダウンロードのガイダンスを行います。
2限目以降の授業中に設定等で手間取る事の無いよう事前準備のための説明時間を取っています。
重要:利用ソフト、持参PC等、機器について
授業の演習には、PCを利用します。ご自身のPCを持参ください。必要最低限のPCリソースで演習可能な内容です。
[ 推奨環境 ]
- CPU:64ビット
- OS:Mac OS X(Yosemite 以降)、Windows7以降、Linux(Ubuntu等)
■持参PCの稼働環境について(参考)
以下のソフトウェアを主に利用いたします。
- VirtualBox
または
- Java8:https://www.java.com/ja/download/
- Maven:https://maven.apache.org/download.cgi
- git:
- Eclipse:http://www.eclipse.org/downloads/
- Anaconda:https://www.anaconda.com/download/
インプレス・セミナーについて
インプレスでは、「データサイエンス・機械学習」の、その有用性にいち早く着目し、2013年秋からBigData、AI研究の先端研究が進む東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科/東京大学政策ビジョン研究センターに協力を仰ぎ、授業タイプのセミナーとして改めて企画し、2014年4月から「データサイエンス講座」として実施してまいりました。
現在では、「データサイエンス基礎講座シリーズ」(<数学知識ゼロ、プログラミング経験ナシ、から始める機械学習>、<R演習編>、<Python演習編>、<IoT/ビジネスアナリティクス編>、<IBM Watson‐アプリケーション編>、<ディープラーニングの理論と実践編>等々)を始め、「ブロックチェーン基礎講座シリーズ」(<ビヨンドブロックチェーン概論>、<Hyperledger Fabric編>)、「マイクロサービスアーキテクチャ基礎講座シリーズ」(<Scrum基礎講座>、<AWS Lambda実践編> 等)など、最先端のテクノロジーにフォーカスした授業セミナーを連続して実施してきています。
デジタル事業部門、情報エンジニアリング部門、データ分析担当者、新規事業部門の方々、先端外資系ITベンダー等、幅広い各層の方が参加し、延べ1,000名以上の方々に受講いただき、実施回は、いずれも授業内容について高い評価を得ています。