PaaSコンファレンス 2015|2015年10月14日(水)青山ダイヤモンドホール

タイムテーブル

10:30~11:20
O-1オープニング・セッション
今、なぜPaaSか?~ホットな市場の最新動向を整理する
株式会社インプレス
IT Leaders 編集主幹
田口 潤
講演概要

どの企業にとっても事業スピードをいかに上げるかが大きなテーマ。今や、ビジネスとITは切り離して考えることは不可能であり、アプリケーションの展開サイクルを加速する上でPaaSに注目が集まっているのは周知の通りです。もっとも、PaaSを巡る動きは目まぐるしく、それを提供するベンダーの立ち位置も微妙に異なることから、情報の“消化不良”も起こっているようです。最新動向を踏まえ、PaaSの今日的価値や、主要トピックをIT Leaders編集部が解説します。

11:20~12:00
S-1スポンサーセッション
Dockerをエンタープライズシステムで活用するために

コンテナ技術として注目されるDockerは、いよいよエンタープライズシステムへの領域に活用していこうという広がりを見せています。本セッションでは、Dockerの特徴、Dockerを活用したシステムの価値を簡単に整理し、Docker をうまく運用するためのシステム基盤として、レッドハットが提供する PaaS製品 OpenShift Enteprise 3 の特徴をユーザ事例を交えて説明します。エンタープライズシステムに到来し始めた本格的なコンテナアプリケー ションという新時代に向け、必ず考えておかなければならない知識や情報をお届けします。

レッドハット株式会社
プロダクト・ソリューション事業統括本部 ミドルウェア事業部
事業部長
岡下 浩明
12:00~13:00
Lunch休憩
13:00~13:50
J-1事例セッション
DevOps具現化を支える「PaaS」と「コンテナ」

ソリューションプロバイダの当社は、開発プロジェクトにおけるDevOpsの具現化に力を注いでいます。アプリケーションの開発~展開スピードや品質の向上を追求するのはもちろんのこと、昨今の技術革新に照らして、“インフラへの依存度を可能な限り下げる”取り組みでもあります。その実践のために採用したのがPaaSおよびコンテナ技術。ユーザーの立場として、それらの価値について解説します。

クオリカ株式会社
ITサービス事業本部
開発技術センター長
坪口 智泰
13:50~14:30
S-2スポンサーセッション
APIエコノミーとPaaSで実現する破壊的イノベーション

今、アプリケーションやサービス構築のアプローチは大きく変化しています。たとえばFinTechの領域に見られるように、スタートアップによる先進的なソリューション提供やスタートアップと大手企業との提携など、よりオープンなイノベーション、そして破壊的なイノベーションが起こっています。これらを実現している仕組みとして、APIエコノミー、そしてそれを支えるPaaSの存在が不可欠です。

当セッションではIBMの考えるAPIエコノミーと、これを支えるIBMのPaaS「Bluemix」について、事例を交えて紹介します。

日本アイ・ビー・エム株式会社
クラウド事業統括
シニア・クラウド・アドバイザー
エクマン ラスムス
14:35~15:15
S-3スポンサーセッション
クラウドネイティブアプリケーションの実装

クラウドが企業レベルに浸透する中で、アジャイル開発やDevOpsが重要な要素を占めるようになり、クラウドに根差したアプリケーションやサービスの考え方を求める機運が高まっています。12 Factors アプリケーションやマイクロサービスというアーキテクチャデザインが迅速な市場投入、競合優位性、顧客からのフィードバックを実現するために不可欠となり、それらを実現する柔軟なプラットフォームが求められてます。

本講演ではクラウドネイティブアプリを支えるオープンソースPaaSであるCloud Foundryに、エンタープライズレベルの付加価値を提供するPivotal Cloud Foundryと、クラウドネイティブアプリの具体的な事例を含めてご紹介いたします。

Pivotalジャパン株式会社
技術統括部
シニアソリューションアーキテクト
市村 友寛
15:20~16:10
K-1クロージングセッション
コンテナ技術「Borg」で読み解くGoogleクラウドの本質
Google Inc.
クラウドプラットフォーム デベロッパーアドボケイト
佐藤 一憲
講演概要

Googleの提供するさまざまなサービスのすべてが、過去10年以上に渡って、独自のコンテナ技術「Borg」の上で運用されてきたことは、まだあまり広く知られていません。このセッションでは、Googleにおける数万台規模のコンテナ運用の実際を紹介し、そのメリットがどのようにKubernetesやGoogle Container Engineなどの新しいコンテナサービスへと受け継がれていくかを解説します。

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