「ビジネスを止めないITインフラ」――実現のカギを握るDC/クラウド選定の要訣 データセンター完全ガイド LIVE 2015 Tokyo|2015年11月27日(金)ベルサール神保町

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タイムテーブル

13:30~14:10
K-1基調講演
「Everything Goes to Cloud!!」
〜100年後も成長し続ける会社を目指して〜
金嶋 慎一
日本電産株式会社
情報システム部長
金嶋 慎一
中村 稔典
日本電産株式会社
情報システム部
課長代理
中村 稔典
講演概要

世界トップシェアの精密小型モーターを主力に、総合駆動技術のグローバルリーダーである日本電産。規模・領域共に拡大するビジネスを支えるべく、同社情報システム部は「Everything Goes to Cloud!!」を掲げて2010年にIT中期計画を策定し、全社ITインフラ/業務システムのクラウドシフトを敢行してきた。現在では、プライベート・パブリックの両クラウドを使い分けてのシステム構築を行い、全社へクラウドネイティブなITソリューションを提供しており、さらにはその発展形としてグローバル情報共有基盤「GreenForest」を内製。社内活用を通じて得た知見を盛り込みながら機能改善を進め、遂に外販に至っている。本講演では、情報システム部長の金嶋慎一氏と同部課長代理の中村稔典氏が、IT中期計画実行の軌跡を振り返りつつ、その経験で得たクラウドの活用のポイントと外販までに至った道のりについて紹介する。

講師プロフィール

金嶋 慎一 氏
1984年、当時の信濃特機に入社、1989年にM&Aにより日本電産へ。一貫して生産管理畑にて、現長野技術開発センターを基点に国内・海外と飛び回り、日本電産の成長の柱であるHDD用スピンドルモータの拡大に携わる。2009年に全社マスタ統合プロジェクトに参画後、そのシステム化を機に情報システム部へ。2011年より現職。

中村 稔典 氏
2001年に入社後、一貫して情報システム部に所属。基幹系システム、公式ホームページ構築・運用、SOX法内部統制の立ち上げ、営業支援クラウドシステムの導入等を経験し、現在「GreenForest」と呼ばれるデジタル資産管理システムの外販並びに、IoTのクラウド対応を始めとした社内オープン系クラウドの開発・展開のチームリーダを担当。

14:10~14:50
S-1講演1
「所有と利用」:AWS+データセンターの活用術
堀 陽一
株式会社オージス総研
プラットフォームサービス本部 DC・サービス部 データセンター第1チーム
堀 陽一
講演概要

昨今、企業のITでは「所有から利用へ」の流れが確実に進行しております。しかし全てが「利用」になるわけはなく、「所有」に適したITシステムも必ずあります。
本セッションではクラウド(利用)の代表格:AWSとオンプレミス(所有)のデータセンターを適切に使い分けることで得られるメリットを具体的に挙げつつ、当社で考えるクラウドとオンプレミスのハイブリットインフラ環境についてご紹介いたします。

講師プロフィール

15:00~15:40
S-2講演2
事例から”気づく”データセンターの利用方法
鈴木 剛
AGS株式会社
クラウドビジネス推進室
鈴木 剛
講演概要

こんな時、こんなシステムもデータセンターを活用できる!!
個人情報、企業内データ……社外に置きたくない情報についてもデータセンター(IaaS)が活用できることをご存知ですか?
お客様事例を通じて、活用への”気づき”を感じてもらえる情報をご提供いたします。

講師プロフィール

15:50~16:30
C-1特別講演
データセンター/クラウドサービスの最新技術潮流とその捉え方(仮)
江崎 浩
東京大学大学院
情報理工学系研究科
教授
江崎 浩
講演概要

ITやインターネットが企業や社会のインフラとなって久しい昨今、データセンターやクラウドサービスに備わる処理性能や信頼性、耐障害性などは、利用する企業のビジネスの成否ひいては経営そのものを左右します。したがって、その検討・選定・利用にあたっては、この分野の技術動向に着目し、自社の用途・規模にふさわしい見極めを行えるようにする必要があるでしょう。

クロージング特別講演では、WIDEプロジェクトや東大グリーンICTプロジェクトの代表で、コンピュータネットワーク/データセンター研究の第一人者である江崎 浩・東京大学大学院教授が登壇し、データセンターやクラウドサービスを形成するテクノロジーやファシリティ、ビジネス/サービスモデルなどの最新潮流と、幾つかの重要なトピックに関して、企業の担当者がどのように捉えたらよいのかを解説いたします。

講師プロフィール

1987年、九州大学工学部電子工学科修士課程修了。同年4月に東芝に入社し総合研究所にて ATMネットワーク制御技術の研究に従事。1990年より2年間、米国ニュージャージ州ベルコア社、1994年より2年間 米国ニューヨーク市コロンビア大学CTR(Centre for Telecommunications Research)にて客員研究員。高速インターネットアーキテクチャの研究に従事。
1994年、ラベルスイッチ技術の基となるセルスイッチルータ技術をIETFに提案し、その後、セルスイッチルータの研究・開発・マーケティングに従事。IETFのMPLS分科会、IPv6分科会で標準化活動に貢献。1998年10月より東京大学 大型計算機センター助教授、2001年4月より東京大学 情報理工学系研究科 助教授。2005年4月より現職(東京大学 情報理工学系研究科 教授)、工学博士(東京大学)。
WIDEプロジェクトボードメンバー。MPLS-JAPAN代表、IPv6普及・高度化推進協議会専務理事、JPNIC副理事長、ISOC(Internet Society)Board of Trustee(理事)、日本データセンター協会(JDCC)理事/運営委員会委員長などにも携わる。

※講師、講演情報は内容が変更になる場合がございます。予めご了承ください。