「Software Defined」インフラ刷新に今、着手すべき理由 データセンターコンファレンス2016 Autumn|2016年9月27日(火)13:00~16:50@大手町ファーストスクエアカンファレンス

本セミナーは満席のため、事前登録を締め切らせていただきました。
誠に恐れ入りますが、キャンセル待ちはお受けいたしておりません。
ご了承のほどお願い申し上げます。
SDN/NFVをはじめとするSoftware Definedが、DCの構築・運用をガラリと変える。
課題はあれども着手は待ったなし。

企業のビジネスひいては産業全体を支えるITインフラとして、今日のデータセンターが担う役割はきわめて重要です。“ICTの活用でできること”が格段に増えたことで、ユーザーからの要求も数年前とは比較にならないほどハイレベルになっています。

国内唯一のITインフラ専門メディア「データセンター完全ガイド」が主催する「データセンターコンファレンス」は、データセンター/クラウドサービス事業者の皆さまをメイン対象に、この分野の技術、ファシリティ、ビジネスモデルの最新潮流をお伝えするコンファレンス&セミナーです。

2016 Autumnのテーマは、「『Software Defined』インフラ刷新に今、着手すべき理由」。「Software Defined=ソフトウェア制御を可能にする抽象化」をデータセンター/ITインフラ全体に適用するアプローチが注目されてから数年経ちました。SDN/NFVに関しては大手サービス事業者を中心に採用が増え始め、すでに成果を生み出しているところも出てきています。

大規模データセンター/クラウドサービスを運用する皆さまにとって、SDN/NFVを中心とするSoftware Definedアプローチの適用が実際にどのようなメリットをもたらし、市場競争力や顧客満足度向上につながっていくのでしょうか。今回、導入効果を具体的に描いていただくためのセッションをご用意いたします。ふるってご参加ください!

株式会社インプレス データセンター完全ガイド 編集長
河原 潤

開催概要

イベント名
「Software Defined」インフラ刷新に今、着手すべき理由
データセンターコンファレンス2016 Autumn
日時
2016年9月27日(火) 13:00~16:50(受付開始 12:30)
[Googleカレンダーに登録する]
会場
東京都千代田区大手町1-5-1 ファーストスクエア イーストタワー2F

※1F総合受付でご入館手続き(PDF)をお済ませの上、2F(イーストタワー カンファレンス RoomA)にお越しください

  • 東京メトロ・都営地下鉄各線「大手町駅」C8/C11/C12出口直結
  • JR・東京メトロ各線「東京駅」丸の内北口から徒歩4分
受講料/
受講条件
無料(事前登録制)

※本コンファレンスは、1. データセンター事業者/クラウドサービス事業者/ITアウトソーシング事業者2. 自社データセンターの構築・運用に携わるユーザー企業のIT/IS部門担当者の方を主な対象としています。

上記以外のお客様、ならびに弊社およびスポンサー各社との競合関係にあるお客様など、お申し込みにあたりましては業種、職種などを含めた弊社基準による判断により、参加のご希望に沿えない場合がございます。当日お越しいただいても受講いただけませんので何卒ご容赦ください。

また、コンサルティング関連のお客様、および個人、学生のお客様はお申し込みいただけません。あらかじめご了承ください。

参加対象
  1. データセンター事業者/クラウドサービス事業者/ITアウトソーシング事業者
  2. 自社データセンターの構築・運用に携わるユーザー企業のIT/IS部門担当者、ネットワークエンジニア
など
定員
100名
主催
URL
イベント情報ページ
http://www.impressbm.co.jp/event/dcc2016autumn/
お問い合わせ先
株式会社インプレス イベント事務局
TEL:03-6804-1432
受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

タイムテーブル

13:00~13:50
(50分)
基調講演
データセンター基盤におけるソフトウェア化の本質
東京大学
情報基盤センター
准教授
関谷 勇司
講演概要

高密度・高集約化が進行し、より複雑さを抱えるようになった今日のデータセンター。その運用にあたっては抜本的な効率化が求められている。データセンターネットワーク機器のソフトウェア化を図るSDNやNFVといったテクノロジーは、そうした現場の運用担当者の期待にこたえるものだが、本格的な普及には至っていないのが実情だ。

そこで、これらの技術動向、現存する課題などを挙げながら、あらためて「データセンターインフラをソフトウェアで構成すること」の意味を再確認してみたい。その本質をつかんだとき、導入で得られる具体的なメリットが見えてくるはずである。

講師プロフィール

1997年、京都大学総合人間学部卒。2005年、慶応義塾大学政策・メディア研究科後期博士課程終了。博士(政策・メディア)。2002年より東京大学情報基盤センターに所属し、2011年、同センター准教授。慶応義塾大学SFC研究所上席所員。次世代ネットワークサービスプラットフォーム(NSP)コンソーシアム主催メンバー。ネットワークプロトコル、クラウドコンピューティング要素技術、SDN/NFV、サイバーセキュリティなどの研究に従事。

13:50~14:30
(40分)
講演1
DC/Cloudネットワーキングの最新トレンドとNuage Networks SDN導入事例
日本アルカテル・ルーセント株式会社(A Nokia Company)
IP/オプティカル ネットワークス
本部長
鹿志村 康生
講演概要

今後のデータセンター/クラウドサービスを支える重要な要素の1つとして考えられてきたSDN技術について、NOKIAが提供するNuage Networks VSPを使用したさまざまな導入事例が出てきました。実際のユーザー導入事例を基に、SDNを使用したデータセンター/クラウドネットワーキングの最新状況と今後の展望について解説します。

14:40~15:20
(40分)
講演2
より顕在化するデータセンターの高温化。
「水の国」日本で、高温化に適合する間接蒸発式空調とは?
株式会社NTTファシリティーズ
データセンタービジネス本部 DC空調ソリューション室
室長
金子 英樹
講演概要

データセンターの発熱密度の上昇が指摘されるようになって久しいが、その陰でサーバールームの運用温度もひっそりと上昇している。 Software DefinedをはじめとするIT機器の刷新による環境変化が、今後、空調設計条件にさらなる変化(とりわけ高温化)をもたらす可能性があり、データセンター事業者におかれては、当該変化に適合する革新的な空調システムが求められている。

本セッションでは、今後のデータセンターで主流となりつつある設計条件を示しつつ、「水の国」日本で、新たな設計条件での最適解となりうる「間接蒸発式空調システム」の導入効果について考察する。

15:30~16:10
(40分)
講演3
SDI世代のデータセンター・マネジメント
インテル株式会社
データセンター・ソリューションズ
ビジネス・デベロップメント・マネージャー
高木 正貴
講演概要

データセンターにおける発熱と冷却、電力やスペース効率は常に大きな問題ですが、これまで主にファシリティ側の問題とされてきました。しかし、SDI(Software Defined Infrastructure)の台頭により、データセンターの管理は、インフラとIT機器の垣根を越えて管理が必要な時代が来ています。

本セッションでは、SDI世代のデータセンター管理に必要となる要素と、今すぐに取り組める管理について事例を交えてご紹介します。

16:20~16:50
(30分)
特別講演
データセンター構築・運用のカギを握る人材マネジメント
日本データセンター協会
人材マネジメントWG
副主査・研修塾頭
渡辺 聡美(富士通エフ・アイ・ピー株式会社)
講演概要

日本データセンター協会(JDCC)では、「データセンター運用における人材スキルの向上」を目的に「人材マネジメントWG」を設置し、2010年8月より活動しております。WG発足より丸6年経過し、さまざまな取り組みも実を結んできました。

技術が進歩する中、「知識・技術習得」でなく、なぜ「人の育成」が重要なのでしょうか。

WGメンバーによる活発な議論、検討のアウトプットとしてJDCC会員企業向けに展開している各種施策のご紹介に加え、データセンターの価値をより高めるための人材マネジメントのあり方についてご説明いたします。