タイムテーブル
10:15 ~ 11:05 |
基調講演
SDNで実現できること、できないこと 講演概要 SDN(Software Defined Network)が昨今から脚光を浴びており、クラウド構築におけるデータセンターネットワークへの適用が注目されている。 特に、企業ユースとして広く用いられているIaaSクラウドでは、データセンター間をまたがった柔軟かつ動的なネットワーク環境が求められている。 本講演ではクラウドにおいて求められるデータセンターネットワークの課題を整理し、SDNを用いることで解決できること、できないことを明確にする。 一部ではSDNの一例であるOpenFlowがすべてを解決できる魔法の技術のような扱われ方をしている。実際には、現時点のOpenFlowには限界がある。 現在のOpenFlowの技術・製品動向ならびにOpenFlowネットワーク構築実経験に基づき、これらの点を明らかにする。 SDNがもつ可能性と特性を的確に理解するため、新たなネットワークアーキテクチャのとしてのSDNを、実運用と学術の両面からアプローチし、解説する。 講師 東京大学情報基盤センター |
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11:15 ~ 11:55 |
セッション1
ネットワーク・ストレージ・ミドルウェアを丸ごと仮想化する次世代型プラットフォーム 講演概要 物理サーバの無秩序な乱立から、仮想サーバの無秩序な乱立がバーチャルストール(仮想化の失速)を誘発していませんか。生産性・コスト削減の更なる向上が求められる“ニューノーマル”において、NW、Storage、MWも含めコンテナと呼ばれる1つのシステムとして丸ごと仮想化して提供することができたら。CA Virtualization & Automation ソリューションの CA Applogicは、これらを可能にする次世代型の仮想化プラットフォームを提供することが可能です。 講師 CA Technologies |
12:10 ~ 12:40 |
ランチョンセッション※
SDN時代のデータセンターネットワーク 講演概要 現在、データセンターにおいて、VM環境を採用したサイト構築が増え、それにつれてサーバの台数も増加していく中、ネットワークも含めた運用の難しさが問題になってきています。Arista NetworksはSDNを支えるデータセン ターソリューションとして、大規模なサイト構築および運用を簡易にする様々な技術を開発し、搭載しております。本セミナーではその中からいくつかの機能を紹介させていただきます。 講師 株式会社ネットワークバリューコンポネンツ アリスタネットワークスジャパン合同会社 ※ランチをご用意いたします |
12:50 ~ 13:30 |
セッション3
クラウド基盤のネットワーク運用を自動化するには? 講演概要 OpenFlowの注目が高まる中、SDN(Software Defined Network)の真価は、企業や事業者が自らアプリケーションを利用してネットワークを使いやすくできることです。NECはOpenFlowのユースケースとして、クラウド基盤のオーケストレーションの自動化のソリューションを開発しました。本セッションではOpenFlowを利用したネットワークの利用事例を紹介しつつ、今後のクラウド基盤のネットワーク運用の自動化のポイントやそのメリットをわかりやすくご説明します。 講師 NEC(日本電気株式会社) |
13:40 ~ 14:20 |
セッション4
仮想世界を乗りこなすストレージの運用方法 講演概要 データが増え続ける昨今ではシステムインフラ内でストレージの選定は大きなポイントとなります。大容量データをどのように管理・運用し、どのようにマイグレーションを行うのか?オーケストレーションの実現に向けてストレージの可能性を見出してみませんか? 講師 丸紅情報システムズ株式会社 |
14:30 ~ 15:10 |
セッション5
最新版 VMware vSphere5.1とEMCで実現するクラウド基盤 講演概要 本セッションでは、最新版VMware vSphere5.1のご紹介やEMC製品を利用した障害/災害に強いクラウド基盤の考え方について、日々実際に現場で提案活動を行うエキスパートが規模・タイプ別に解説します。強固・柔軟・低価格なクラウド環境構築を実現されたいユーザ様のみならず、ホステッド・プライベートクラウドを検討されている事業者様にも有益な情報をお届けさせて頂きます。 講師 株式会社ネットワールド |
15:20 ~ 16:10 |
パネルディスカッション
「OpenFlow/SDNは技術なのか?戦略・戦術なのか?」 講演概要 昨年からOpenFlowがITやネットワーク業界における重要な要素として取り上げられています。メディアや業界誌、イベントで、OpenFlowの利点が注目され、業界に情報をもたらしてきました。本セッションでは、OpenFlowの最新情報、利用シーン、各社の取り組みを紹介するとともに、OpenFlowに関わる学術研究者、企業研究所、米国ベンダーに所属する国内の第一人者らを招き、業界の最新動向や現状の課題、技術面と適応面での将来像について議論致します。 モデレーター カイロスマーケティング株式会社 パネリスト 東京大学情報基盤センター NEC(日本電気株式会社) ヴイエムウェア株式会社 ※「次世代網を実現するOpenFlow技術最新動向2012」(仮称)の著者陣(インプレスR&D、2012年9月下旬発行予定) |