2019年1月から新授業シリーズとして開始した「コンテナ技術基礎実践講座」に、今回から「Docker」を加えて、7月度は、「Docker基礎実践編」として実施いたします。
インプレス社刊行の「Docker実践ガイド 第2版」(2019年2月発売)を踏襲しながら、講義・演習指導をメインに、Dockerの基本的な機能・特徴、豊富な活用方法の理解・修得が図れるよう構成・企画し、全2日間の授業セミナーとして実施いたします。
授業セミナーの全体の総合ディレクション・アドバイザーには、インプレス社刊行の書籍「Docker実践ガイド 第2版」の著者である日本ヒューレット・パッカード株式会社 HPE認定オープンソース・Linuxテクノロジーエバンジェリスト 古賀 政純氏が担います。
また、実際の講義・演習には、IBM技術者認定や国家資格の情報処理技術者が数多く在職し、サーバー構築/サーバーセットアップ並びに各種研修事業にも実績のあるオーアール・ラボ株式会社(代表取締役:鹿間 康文氏)が、白熱の講義/解説・チュートリアルを展開いたします。
- ※受講者には「Docker実践ガイド 第2版」を無償配布いたします。
「Docker」は、その軽量で使い勝手の良いコンテナ技術により、瞬く間に多くの開発者・IT部門に浸透して来ています。「Dockerコンテナ」は、ソフトウェアを実行する上で必要となるすべての要素 (コード、ランタイム、システム・ツール、システム・ライブラリーなど) が含まれる完全なファイル・システムの形にする事ができます。この機能により、どの環境で実行されるかに関わらず、ソフトウェアは常に同じように動作することが保証され、そのポータビリティ性やライブマイグレーションによる高いメンテナンスビリティから、今後のデジタルシステム構築・運用トレンドの本流となりつつあります。
今回の「コンテナ技術講座2019<Docker基礎実践編>」では、オープンソース/クラウドインフラ系エンジニアやLinuxの基礎知識を有する方(充足する知識を事前に学習、または相当する経験等を有する方も可)を対象に、<Docker/Rancherの基本的概要を理解>し、<Docker Engineの導入およびRancher Serverの構築手順>をハンズオンを通じて理解して頂く事を狙いとして実施いたします。
1日目は、 Linuxコンテナで稼働するアプリケーションの実行環境を実際に構築し、Dockerの基本的概要の学習及びコマンドの使い方、 Dockerfileの記述方法を習得していただきます。2日目は、コンテナ/Docker環境をより簡単にGUIで運用できるOSSのツールRancherの導入とRancherによるKubernetesの構築方法を教導いたします。 Dockerの基本機能を踏まえると共に、実プロダクト利用への応用力の肝と実践力の養成を目指します。
主要ポイント
- 従来のシステムとの違い、Dockerのもたらすメリット、Dockerに向くシステム/向かないシステム
- Dockerのアーキテクチャ
- 環境別考慮点
- Dockerコマンド演習
- Dockerfileを使ったイメージの作成
- Docker Composeによるコンテナ環境構築
- Rancherとは
- Rancherの導入、管理、コンテナのデプロイ
1日目の最終限には、「Docker実践ガイド 第2版」の著者である古賀 政純氏が、同著の読み所の解説やDockerの最新技術動向についての特別講演を予定しています。
この授業全体に厚みを加えると共に、受講者も含めての積極的な質疑応答・ディスカッションの場としての提供を予定しています。
- ※講師・講座内容は予告無く変更される場合があります。予めご了承ください。
- ※あくまでも授業カリキュラムに沿った教導のポイントの概要です。進行スケジュール及び課題変更・進行遅速により変更がありますのでご了承下さい。
また、「最後の方も演習できる時間があれば良かったです」・「内容が盛りだくさんで欲を言えば、あと1時間あると良かった」との声を、受講者の皆さまから多数いただいている事から、今回は授業の進行に応じ授業時間の延長を予定しています。
- ※予定定刻以降の帰社・帰宅は自由です。
- 今回授業の特徴
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- Dockerを実際に手を動かし、講義・ハンズオンで理解を深める
- 「Docker実践ガイド 第2版」の著者を総合ディレクション・アドバイザーに加えて、最新の動向も交え講義・演習指導を実施
- 【基本編】・【実践応用編】の2日間の構成で実施。授業内容・構成、受講者のレベル等に合わせて理解が図れ、かつ練達の講師陣による密度の濃い授業を実現を目指す
- 補助テキストとして、インプレス社刊の書籍「Docker実践ガイド 第2版」を受講者へ配布
- 他の同様なタイプの授業よりも適正な価格(受講料、書籍、テキスト代含)な受講料で実現
- ※昨年及び前回実施した『アジャイル開発/Scrum基礎講座』、『AWS Lambda実践編』、『Kubernetes基礎実践編』を受講された方を中心に、以前他の講座を受講された方も受講をお薦めいたします。
インプレス・セミナーについて
インプレスでは、「データサイエンス・機械学習」の、その有用性にいち早く着目。
2013年秋からビッグデータ、AI研究の先端研究が進む東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科/東京大学政策ビジョン研究センターに協力を仰ぎ、授業タイプのセミナーとして改めて企画し、2014年4月から「データサイエンス講座」として実施してまいりました。
現在では、「データサイエンス基礎講座シリーズ」、「ブロックチェーン基礎講座シリーズ」に加え、「クラウドネイティブコンピュータ/マイクロサービスアーキテクチャ基礎講座シリーズ」(Scrum基礎講座、AWS Lambda実践編、Kubernetes基礎実践編 等)など、最先端のテクノロジーにフォーカスした授業セミナーを連続して実施してきています。
データ分析担当者だけではなく、情報エンジニアリング部門、新規事業部門、品質管理部門の方々、先端外資系ITベンダー等、幅広い各層の方が参加し、延べ1,500名以上の方々に受講いただき、高い評価を受けています。
開催概要
セミナー名 | コンテナ技術講座2019<Docker基礎実践編> 第3弾!
~ベストセラー「Docker実践ガイド 第2版」の著者も特別講演~ |
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日時 |
全2回 |
会場 |
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング23F
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主催 | 株式会社インプレス |
協力 | オーアール・ラボ株式会社 |
特別協力 | 日本ヒューレット・パッカード株式会社
フューチャーブリッジパートナーズ株式会社 |
受講対象 |
【留意事項】 |
受講料 | 86,400円(税込) |
参加特典 |
【各回毎配布】
※1日目お渡し |
お問い合わせ先 |
インプレス 基礎講座シリーズ事務局(担当:石川義貴) E-mail:jimukyoku@impress.co.jp 受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く) |
定員 | 30名(最少開講人数15名)
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注意事項
- 受講票は2019年7月1日(月)以降、順次電子メールにてご連絡させていただきます。
- 都合により、講師・講座内容あるいはセミナー内容の一部が予告無く変更される場合があります。予めご了承ください。
- 定員に達し次第、申込受付を締切らせていただきます。応募者多数となりました場合には、受講いただけない場合がございます。予めご了承ください。今回ご受講いただけないお客様には、次回の開講について、改めてご案内させていただきます。
- ご本人が出席できない場合は、代理の方の参加が可能です。その際は「お申込者の参加証・代理参加者のお名刺2枚」をお持ちの上、受付までお越しください。
- ご入金後のキャンセルはお受けいたしかねますのでご了承ください。
- イベントという商品の特性上、6月25日(火)以降のキャンセルは、参加料未納の場合においても【キャンセルフィ100%】となり、お支払いただきます。
- 参加者様のご都合によるキャンセルおよび欠席・遅刻によるご返金等は一切お受けしておりません。
- 最少催行人数に満たない場合は、開催を中止することがありますので、ご了承願います。その際は、開催3日前までに、本ページおよびメールでご連絡いたします。
- 自然災害、交通機関の事故、講師の発病等、不可抗力な事情により開催を中止することがあります。事前に中止が判明した場合は、本ページおよびメールにてお知らせいたしますので、各自でご確認ください。当日に中止が決まった場合は、本ページおよびメールと電話にてお知らせいたし、開催日の変更もしくは参加料の返金をいたします。 なお、旅費(航空券含む)や宿泊費とそれらのキャンセル諸費用については保障いたしません。
- 会場は変更になる場合があります。その際は事務局よりご案内させていただきます。
- 製品購入を前提としたり、製品販売促進のためのセミナーではありません。
- ※講師の急病、天災その他の不可抗力、またはその他やむを得ない理由により、講座を中止する場合があります。この場合、未受講の講座の料金は返金いたします。
重要:利用ソフト、持参PC等、機器について
- 受講時には、PCを持参・利用下さい
- 受講生には、改めて環境設定方法等をメール等でご連絡いたします
- PCでの演習時の機種・環境設定等は、ご自身の責任において行っていただきます
- 演習環境には、AWSを利用する予定です。ただ、同クラウド環境に、必ずしも精通している必要はありません