コンテナ技術講座2019<Kubernetes基礎編> コンテナ技術講座2019<Kubernetes基礎編>

開催概要

セミナー名 コンテナ技術講座2019<Kubernetes応用実践編>
日時
  • 2019年7月3日(水)19:00~21:30(受付開始 18:30)
  • 2019年7月5日(金)09:00~20:30(受付開始 08:30)

全2回

会場

インプレスグループ セミナールーム

東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング23F

  • 三田線神保町駅[A9]徒歩1分
  • 新宿線神保町駅[A9]徒歩1分
  • 半蔵門線神保町駅[A9]徒歩1分
  • 東西線竹橋駅[3b]徒歩5分
  • 千代田線新御茶ノ水駅[B7]徒歩5分
  • JR線御茶ノ水駅[御茶ノ水橋口]徒歩8分
主催 株式会社インプレス
特別協力 日本アイ・ビー・エム株式会社
フューチャーブリッジパートナーズ株式会社
参加対象
  • Linux環境を利用できる、または同等の知識・経験がある方。または、事前に予習して受講に臨める方
  • パブリッククラウド・仮想環境(KVM、vSphere)・コンテナ(Dockerなど)環境のいずれかを利用できる、または同等の知識・経験がある方。または、事前に予習して受講に臨める方
  • 上記のテクノロジー側面での経験を有しながら、「コンテナ技術」のテーマで業務を始める、もしくは同テーマに初心者の方(始めたいが何から始めればいいかわからない方等)
  • 上記のテクノロジー側面での経験を有しながら、「コンテナ技術」のテーマで各種の処理・業務をしているが、今後、その利用を広げたいと考えている方
  • 上記のテクノロジー側面での経験を有しながら、クラウド上で、「コンテナ技術」を利用して業務を実施して見たいと考えている方、または、実施中の方
  • 上記のテクノロジー側面での経験を有しながら、本授業セミナのテーマに関心のある方

【留意事項】
演習環境は、「Google Cloud」を利用する予定です。
事前に、Google Cloudのアカウント(無料、有料どちらでも可)を取得しておく必要があります。

受講料 86,400円(税込)
参加特典 『スラスラ読める Pythonふりがなプログラミング』【各回毎配布】
お問い合わせ先

株式会社インプレス 基礎講座シリーズ 事務局(担当:石川義貴)

E-mail:jimukyoku@impress.co.jp

受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

定員 30名(最少開講人数15名)
  • ※応募者多数となりました場合には、受講いただけない場合がございます。予めご了承ください。

注意事項

  • 最少開講人数15名となります。
  • 受講票は2019年6月17日(月)以降、順次電子メールにてご連絡させていただきます。
  • 応募者多数となりました場合には、受講いただけない場合がございます。予めご了承ください。今回ご受講いただけないお客様には、次回の開講について、改めてご案内させていただきます。
  • 講師・講座内容は予告無く変更される場合があります。予めご了承ください。
  • 製品購入を前提としたり、製品販売促進のためのセミナーではありません。

重要:利用ソフト、持参PC等、機器について

  • 受講時には、PCを持参・利用下さい
  • 今回の演習環境は、GoogleCloudPlatform(GCP)を利用いたします。GCPの環境は、「無料」、「有料」のどちらの環境でも構いません。
    ※ 同クラウド環境に必ずしも精通している必要はありません。
  • ネットワーク環境は、受講者の皆様が持参する環境でも結構ですし、インプレスで準備しているWiFi環境をご利用いただいても結構です。
  • PCでの演習時の機種・環境設定等は、ご自身の責任において行っていただきます 。

タイムテーブル

7月3日(水)

19:00~20:30(90分) 1限目【概要・講義】

なぜKubernetesが必要なのか?

  • Kubernetesの復習(Workloads リソース)
  • Kubernetesの復習(Discovery & LB リソース)
  • Kubernetesの復習(Config & Storage リソース)
20:30~21:30(60分) 懇親会

7月5日(金)

9:00~18:00(480分) 2限目【講義・演習】

Kubernetesのプロダクション環境で利用する為には


3限目【講義・演習】

リソース管理

  • リソースの制限
  • Cluster Autoscalerとリソース不足
  • LimitRangeによるクラスタレベルでの制限
  • QoS Class
  • ResourceQuotaによるNamespaceのリソースクオータ制限

4限目【講義・演習】

オートスケリーリング

  • Cluster Autoscaler
  • HorizontalPodAutoscaler
  • VetticalPodAutoscaler

5限目【講義・演習】

ヘルスチェックとコンテナのライフサイクル

  • ヘルスチェック機能(Liveness Probe、Readiness Probe)
  • コンテナとライフサイクルと再始動
  • Init Containers
  • 起動時と終了時に任意のコマンドの実行するPostStart/PreStop
  • Podの安全な停止とタイミング
  • リソースを削除した時の挙動

6限目【講義・演習】

メンテナンスとノードの停止

  • ノードの停止とPodの停止
  • スケジュリーニング対象からの除外と復帰
  • ノードの排出処理によるPodの退避
  • PodDisruptionBudgetによる安全な退避

7限目【講義・演習】

高度で柔軟なスケジューリング

  • 高度なスケジューリングとAffinity/Anti-Affinity
  • nodeSelector(Simple Node Affinity)
  • Node Affinity
  • Node Anti-affinity
  • Inter-Pod Affinity
  • Inter-Pod Anti-Affinity

8限目【講義・演習】

セキュリティ

  • ServiceAccount
  • RBAC(Role Based Access Control)
  • SecurityContextとPodSecurityContext
  • PodSecurityPolicy
  • NetworkPolicy
  • 認証・認可とAdmission Control
  • PodPreset

9限目【講義・演習】

エコ・システムの紹介

  • マニフェストのテンプレーティング
  • モニタリング
  • コンテナログの集約
  • CI/CD

10限目

まとめ、質疑応答
18:00~19:00(60分) 特別講演

『コンテナを活かす!マイクロサービスを使いこなす!
アプリケーション・モダナイゼーション実践のポイント』

講演概要

過去10年、クラウド・コンピューティングは主に基盤のイノベーションの観点より、広くマーケットで受け入れられて参りました。コンテナやKubernetesを始めとしたコンテナ・オーケストレーション・フレームワークはこのような基盤のイノベーションの延長線上にあります。「基盤が素早く構築できる」、「基盤が素早く最適にスケールされる」・・・こういった基盤のイノベーションは有益ではありますが、重要な視点が欠けています。誤解を恐れずに言えば、"魂"とも言えるアプリケーション・プログラムの導入されていない基盤は単なる"箱"でしかありません。基盤のイノベーションの価値を享受するには、コンテナやKubernetesの特長を最大限に活かす"アプリケーションの作り方"のイノベーション、即ちアプリケーション・モダナイゼーションが求められるのです。
本セッションでは、マイクロサービスやアジャイル等の技術トレンドの解説を交えながら、アプリケーション・モダナイゼーションの基礎を易しく解説します。

特別講演講師
樽澤 広亨(ひろゆき)氏

日本アイ・ビー・エム株式会社

部長 エグゼクティブ・テクニカル・スペシャリスト
クラウド・アーキテクト

樽澤 広亨(ひろゆき)

略歴

IBMソフトウェア製品(WebSphere)のエバンジェリスト、テクニカル・サポート、米IBMソフトウェア開発研究所所属の開発エンジニアを経て現職。IBM Academy of Technologyメンバー。
また、情報処理学会 情報企画調査会 SC38専門委員として、ISO IEC JTC1/SC38によるクラウドコンピューティングの国際標準策定に従事。

19:00~20:30(90分) 懇親会
  • ※講師・講座内容は予告無く変更される場合があります。予めご了承ください。
  • ※あくまでも授業カリキュラムに沿った教導のポイントの概要です。進行スケジュール及び課題変更・進行遅速により変更がありますのでご了承下さい。