産学連携フォーラム「自動車技術に関するCAEフォーラム 2019 in 名古屋」2019年8月7日(水)

モノづくりの可能性を大きく進化させるCAE技術の最新動向や事例を学べる場

「自動車技術に関するCAEフォーラム」は、2015年2月、自動車にフォーカスを当てたCAE技術のフォーラムとしてデビューを果たしました。
日本大学と民間の出版社が共催するというユニークな発想に、名古屋大学未来社会創造機構モビリティ領域(現 名古屋大学未来社会創造機構モビリティ社会研究所)、Mississippi State UniversityにおけるCenter for Advanced Vehicular Systems (CAVS)、名城大学など、国内外の大学が支援と参画を表明し、第1回目から1,000名を超える自動車エンジニアの誘致を達成いたしました。今では、多くの自動車CAE技術者のための、最新の情報や知見を獲得する場、業界関係者間での情報や技術交換の場として認知されるまでに広がり、今年2月には東京にて第7回目の開催を終えることができました。2018年8月に名古屋のウインクあいちにて開催した、中部地区2回目の開催では、中部以西の自動車エンジニアを中心に、400名を超える事前登録を獲得しました。

近年の自動車開発において、開発期間の短縮や試験コストの削減、さらには設計品質や安全性の向上など、CAEに課せられた役割や課題は多岐に渡ります。また、CASEという新たな潮流の中で、自動車メーカーとIT企業の連携が、益々多角化、高度化をし、技術者に求められるものがこれまで以上に大きくなりつつあります。  本フォーラムでは新しい時代に向け、自動車CAE技術の現状と課題を捉えなおします。

今回は会場をミッドランドホールへ移し、2019年2月に東京で開催された6つのテーマカテゴリー別の講演において、参加者アンケートの結果から、特に反響の大きかったテーマや講演者を布陣しました。次世代の自動車開発を担う自動車エンジニア・研究者・学生に対して、ものづくりに革新を与えるCAE技術の可能性と課題、そして教育について、ユーザーによる最新事例やトレンド、新たな技術分野などを共有し、理解を深めて頂く場として開催いたします。

皆様のご来場を心からお待ちしております。

景山 一郎

景山 一郎

日本大学生産工学部
機械工学科 教授
自動車工学リサーチ・センター
主席研究戦略アドバイザー

相馬 仁

相馬 仁

名城大学
理工学部 交通機械工学科
教授

テーマカテゴリー

簡易モデルを用いてのCAE/FOA/1D-CAE、BIGDATAを用いたGA等との併用によるCAE

CADデータ作成までの期間を概念設計フェーズと定義し、開発初期に実施するBIGDATAを用いたGA等による最適化検討、FOA(First Order Analysis)に代表される簡易モデルを用いた性能検討、1D-CAEによる多機能間の連携を通した提案型の検討を「概念・構想設計CAE」として取り上げました。

鋳造・鍛造・プレス成形・接合・熱処理など加工に関するCAE全般(ロボティクス は含まない)

製造品質向上、製造コスト低減および生産準備期間短縮を目的に、鋳造・鍛造・プレス成形・塗装・溶接・熱処理など、生産加工におけるCAEの利活用が進んでいる。また、生産加工CAEと設計CAEをコンカレントに行うことで、製造要件を考慮した手戻りの少ない設計も可能になってきた。本カテゴリでは、生産加工CAEに関する最先端の技術および企業での適用事例について紹介する。

ADAS(先進運転支援システム)やConectedの開発をサポートするシミュレーションや実験に関するCAE技術全般

モビリティの将来像としてADAS(先進運転支援システム)や車両と道路環境や周辺ビジネスと連携するConnectedなどの新しい価値が車両に求められている。ADAS(先進運転支援システム)領域では先進諸国での安全規制強化に伴い、運転支援という側面から新たな走行制御、デバイスの搭載標準化が近年進められている。またConnected領域では車両を周辺ビジネスと連携するには電気回路としてシステム結合を検討している。これらのADAS/Connectedによって車両における電気デバイスが飛躍的に増えており、機械と電気の高度なシステム融合はデザインフェーズからシステム全体モデルを定義し、各システムとの関係を開発段階に応じて確認、検証していくことが求められる。本カテゴリーではADAS/Connectedによって車両に求められる機械と電気双方に関わる技術について議論する。

機能設計や性能設計をさらに進化させるためのCAE活用

自動車に求めらる機能・要件は年々複雑さを増し、モデルベースによる開発(MBD)は必須となりつつある。MBDではコンセプトや構想を練る段階から、図面での具体的な仕様・構造の定義、さらには検証に至るまで、目的とする機能要件の達成を見通す必要がある。 これらの技術の進化にシミュレーション技術が果たす役割は非常に大きく、具体的にはシステム同定、モデル化、最適化、HILS等多岐に渡っている。近年の動向を見据え、話題の情報を紹介する。

“高性能・低コスト・軽量な構造”、“手戻りのない開発”の実現に貢献するCAE

構造・設計CAEは古くからCAEが活用されてきた領域であるが、未だにフルビークル化による全体最適の追及・電動化/知能化/新たな法規に伴う新領域のニーズがあり、性能・コスト・軽量化を高度に両立し手戻りを削減するツールとしてはその重要性に一点の疑いもない。
本カテゴリでは、年々充実していく構造・設計CAEの最新の事例について紹介する。

車両開発に活用されるCFD技術全般

電費/燃費向上を目的とした車両空力抵抗低減検討や車両搭載コンポーネントの熱マネージメントの高精度化など、CFD分野においてもシミュレーションの重要度が更に増している。本カテゴリーでは、流体シミュレーションにおける最適化技術の適用事例や1D/3D CAEの連携解析事例など最新情報を紹介する。

ピックアップセクション

基調講演1

松平 純一 氏

次世代パワートレイン開発を支えるCAE技術

松平 純一

トヨタ自動車株式会社
パワートレーンカンパニー 計測・デジタル基盤改革部 部長

基調講演2

野辺 継男 氏

CASE、MaaSの拡大で変わる自動車の開発・製造のありかた

野辺 継男

インテル株式会社 事業開発・政策推進ダイレクター 兼
名古屋大学 客員准教授

参加者の声

フォーラムの感想

  • エキスパートの方々が将来の自動車CAEを展望・予測し個人・組織としてどうあるべきか考える良い機会である。ただPCの前に座り漠然とCAEをしていては何も進歩できないと思った。(50代/自動車メーカー 本部長)
  • 規制動向や技術の進化・各社の取り組みを非常に分かりやすく説明頂きありがとうございました。(40代/部品メーカー チーフエンジニア)
  • 今後もCASEに対応する自動車業界の最新のシミュレーション技術の情報展開をお願いします。(50代/自動車メーカー 課長)
  • モデルベース開発を推進する役は、CAEの活用が必要不可欠であり、CAEに関する興味深い講演が無料で気軽に聴講できるのが大変有り難い。(50代/自動車メーカー グループリーダー)

興味、関心についてのアンケート 「このような方が参加されています!」

  • 技術伝承(人材育成)、サポート体制、データ管理・利活用に課題を感じている。(50代/自動車メーカー 課長)
  • ルーチン作業に工数を要している。自動化推進を図りたい。(30代/自動車メーカー エンジニア)
  • 機械学習やAI等の技術を使ったCAEレス開発にむけた取り組み等が知りたい。(40代/自動車メーカー 課長)
  • エンジニアリング領域のおけるAI活用、MBD開発の最新事例が聞きたい(40代/自動車メーカー 課長)
  • 自動運転の緊急回避性能シミュレーション(WET路面や雪道での車輌挙動)(50代/独立行政法人 専門職)
  • EV用電動機やそのシステムについてのCAEを学びたい。(50代/部品メーカー 部長)

ご協賛をご希望・ご検討の方へ

現在、事務局では協賛・出展企業を募集しております。
ご希望・ご検討の方は事務局までお問い合わせください。
協賛プログラムに関するご案内資料をご用意しております。

「自動車技術に関するCAEフォーラム 2019 in 名古屋」運営事務局

E-mail:car-caeforum@impress.co.jp
受付時間 10:00〜18:00(土・日・祝を除く)

開催概要

イベント名

産学連携フォーラム
「自動車技術に関するCAEフォーラム 2019 in 名古屋」

~IoT時代のモノづくり革新を支えるCAEの可能性と展望~

日時 2019年8月7日(水)9:30~18:10(受付開始:9:00)
※情報交換会(有料):18:20~19:40
会場

ミッドランドホール(名古屋)
名古屋市中村区名駅四丁目7番1号 ミッドランドスクエア オフィスタワー5F

  • 名古屋駅(徒歩5分)
  • 地下鉄名古屋駅(徒歩1分)
  • 名鉄名古屋駅・近鉄名古屋駅(徒歩3分)
共催
  • 日本大学 生産工学部 自動車工学リサーチ・センター
  • 名城大学
  • 株式会社インプレス
企画 「自動車技術に関するCAEフォーラム 2019 in 名古屋」アドバイザリーメンバー
後援(予定)
  • 愛知工研協会
    公益社団法人 自動車技術会
    中部経済産業局
    名古屋大学未来社会創造機構モビリティ社会研究所
    一般社団法人 日本機械学会
    一般財団法人 日本自動車研究所
    Center for Advanced Vehicular Systems (CAVS), Mississippi State University
参加対象 自動車メーカー、部品メーカー(二輪、トラック、バス、建機、農耕機他)、研究者、学生
参加料 無料(事前登録制)/ 一部招待制
※情報交換会のみ有料(参加費:4,000円)
お問い合わせ先

「自動車技術に関するCAEフォーラム 2019 in 名古屋」運営事務局

E-mail:car-caeforum@impress.co.jp

TEL:03-5510-4079
受付時間 10:00〜18:00(土・日・祝を除く)

タイムテーブル&受講登録はこちら

「自動車技術に関するCAEフォーラム 2019 in 名古屋」アドバイザリーメンバー

景山 一郎
日本大学 生産工学部 機械工学科 教授
自動車工学リサーチ・センター 主席研究戦略アドバイザー
原口 哲之理
日本大学 生産工学部 自動車工学リサーチ・センター 上席研究員
名古屋大学 未来社会創造機構 客員教授
相馬 仁
名城大学 理工学部 交通機械工学科 教授
名取 奏
日産自動車株式会社 カスタマーパフォーマンス&CAE 実験技術開発本部 統合CAE・PLM部 部長
長谷川 誠志
日野自動車株式会社 デジタル開発推進部 主管
額田 高徳
トヨタ自動車株式会社  パワートレーンカンパニー パワートレーンデジタル改革部 CAEプロジェクト推進室 主幹
柳瀬 純一
三菱自動車工業株式会社 車両技術開発本部 機能実験部 振動騒音技術開発 担当マネージャー
樫山 武士
スズキ株式会社 環境・材料・生産技術開発部 第3課 専門職
高山 光弘
本田技研工業株式会社 完成車技術企画部 主任研究員
永井 潤一
住友ゴム工業株式会社 理事
林 憲孝
株式会社SUBARU 第一技術本部 CAE部 主査
本山 惠一
Research Professor, Center for Advanced Vehicular Systems (CAVS), Mississippi State University
髙橋 進
日本大学 生産工学部 機械工学科 教授
自動車工学リサーチ・センター長
見坐地 一人
日本大学 生産工学部 数理情報工学科 教授
自動車工学リサーチ・センター 副センター長
谷川 潔
株式会社インプレス Car・トラベル編集統括部 統括部長