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オープニングリマークス
「オートモーティブ・ソフトウェア・フロンティア」プログラム委員会委員長 (名古屋大学 教授)
高田 広章
K-1
基調講演
日立オートモティブシステムズ株式会社
執行役員 CTO兼技術開発本部長
山足 公也
K-1 基調講演「自動運転時代のソフトウェアモノづくりのアプローチ」
豊かな社会に向け安全で快適なモビリティが求められている。半導体や通信技術の進展により自動運転やSoftware Defined Carなど飛躍的に安全性・利便性を高める技術の実用化が近づいている。これらの実現にはソフトウエアモノづくりの革新が重要であり、自動車分野における高安全性ソフト開発の動向や将来の方向性について紹介する。
日立オートモティブシステムズ株式会社
執行役員 CTO兼技術開発本部長
1986年株式会社日立製作所に入社。ヒューマンインターフェイス、ITS、カーナビゲーションソフトウェアの研究開発などを担当。2013年 同社研究開発本部 横浜研究所所長。2016年 日立オートモティブシステムズ株式会社 技師長、2017年 同社執行役員 CTO兼技術開発本部長に就任、現在に至る。博士(情報学)。
S-1
特別講演
ダッソー・システムズ株式会社
CATIA システムズ・センター・オブ・エクセレンス
シニア・テクニカル・マネージャ
兼平 靖夫
S-1 特別講演「自動運転時代のシームレスなMBSE/MBD開発」
自動運転はもとよりADASにおいても各種センサ、AIの導入などにより設計対象が爆発的に増大し、従来の開発手法では限界に達しつつある。
この限界を克服するものとしてMBSE/MBDがある、本セッションでは3DEXPERIENCE プラットフォームにより、いかに複雑な開発にシームレスに対処できるかを紹介する。
ダッソー・システムズ株式会社
CATIA システムズ・センター・オブ・エクセレンス
シニア・テクニカル・マネージャ
日米の半導体企業で車載含むLSI/MCUの開発マネージャー、航空機、車載組み込みソフトウェア向け開発ツールベンダー仏Geensoft社日本法人代表取締役社長
2001年Geensoft社仏ダッソーシステムズに統合、現在に至る
工学学士、経営学修士MBA、SGS-TÜV自動車機能安全プロフェッショナル
会場転換
A1-1
MBD
トヨタ自動車株式会社
辻 公壽
A1-1 MBD「国際標準によるMBDと制御開発のためのECUモデルによるプラントモデル制御」
Industory4.0による徹底した国際標準化戦略を進めるドイツ、ドイツと連携合意をした日本、今まさに日本のモノづくりは大きな国際標準化の流れの中に入ろうとしている。本講演では、国際標準に登録された物理モデル言語IEC61691-6 ( VHDL-AMS )によりエンジン、車両及びセンサ・アクチュエータをモデル化し、ECUモデルで制御した結果を紹介する。
トヨタ自動車株式会社
先進AI開発部、電子制御基盤技術部
主幹
1983年中央大学理工学部電気工学科終了、同年4月ローム(株)入社、半導体の研究開発に従事。1988年4月トヨタ自動(株)入社、半導体集積化センサの研究開発に従事。2009年10月、長崎大学生産科学研究科博士課程進学。2011年9月終了、工学博士。現在、国際標準言語によるモデル開発・流通推進に従事。電気学会会員。自動車技術会会員。
A1-2
MBD
東芝情報システム株式会社
三島 隆司
A1-2 MBD「ラピッドプロトタイピングのすすめ ~ラピッドプロトタイプを活用したモデルベース開発の事例紹介~」
MATLAB/Simulinkを活用したモデルベース開発は定着し始めている。早期にシステムの妥当性を検証する方法としてラピッドプロトタイプがある。本セミナーでは複数のシステムで構成された制御システムや画像認識システムを例にMALABを活用したラピッドプロタイプについて利点、課題などを紹介する。
東芝情報システム株式会社
エンベデッドシステム事業部
主幹
1986年 東芝情報システム株式会社に入社、2000年にハイブリッド自動車(HV)のソフトウェア開発に参画。HVソフトウェア開発にMATLAB/Simulinkによるモデルベース開発を導入。現在は自社のモデルベース開発ソリューションビジネスの企画・推進を行っている。
B1-1
国際標準化
株式会社三菱総合研究所
鯉渕 正裕
B1-1 国際標準化「ダイナミックマップに関する標準化動向」
自動運転の実現に向け、必要な要素技術のひとつとしてダイナミックマップが挙げられる。このダイナミックマップについては、現在、我が国や欧州をはじめ、国内外において業界標準や国際標準等の標準化に向けた取組みが活発に進められている。本講演では、それらダイナミックマップに関する標準化の動向について紹介する。
株式会社三菱総合研究所
次世代インフラ事業本部 スマートインフラグループ
主任研究員
2005年に株式会社三菱総合研究所に入社。現在は、次世代インフラ事業本部に所属し、道路交通・ITSの分野を中心に、ダイナミックマップを含む自動運転やシェアリング等に関する調査研究・コンサルティングに従事。
B1-2
国際標準化
名古屋大学
渡辺 陽介
B1-2 国際標準化「高度運転支援、自動運転を支えるダイナミックマップ」
ダイナミックマップは、精度道路地図上に動的情報、準動的情報、準静的情報を重ね合わせたデータ集合である。周辺車両や道路インフラから情報収集し、共通地図上で共有し合うことで、交通システムの安全性や快適性の向上に貢献する。本講演ではダイナミックマップ2.0コンソーシアムにおける我々の研究活動を紹介する。
名古屋大学
未来社会創造機構
特任准教授
平成18年3月に筑波大学システム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻を修了し、博士(工学)の学位を取得。平成26年4月より、名古屋大学未来社会創造機構の特任准教授として、ダイナミックマップに関する研究活動に従事。 主な研究分野はデータストリーム処理、データベース技術など。
休憩および機材セッティング
A2-1
アシュアランスケース
株式会社アドヴィックス
河野 文昭
A2-1 アシュアランスケース「自動車機能安全におけるアシュアランスケース」
自動車機能安全規格への準拠を踏まえたアシュアランスケースのあり方について紹介する。
株式会社アドヴィックス
技術統括部
主査
技術士(総合技術監理、情報工学)。前職のアイシン精機(株)入社から2003年までクルマの制御ブレーキ開発業務に従事。2004年から SW-CMM/CMMI を活用した開発プロセスの構築を牽引 (2012年 CMMI レベル4)。2009年よりクルマの制御ブレーキにおける機能安全開発業務に携わり、開発プロセス及び開発環境の整備、さらにはISO 26262に準拠した機能安全監査及びアセスメントに尽力中。
A2-2
アシュアランスケース
ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ株式会社
小西 晃輔
A2-2 アシュアランスケース「安全認証に向けたシステムズエンジニアリングの活用」
航空機、鉄道、自動車は、複数のシステムの協調によってシステムの要求を実現する複雑なシステムである。安全認証規格は、組織(人)、プロセス、技術をベースとして、安全性の保証を要求している。そのために、システムズエンジニアリングの考え方は重要で、それを安全認証に向けて、どのように活用するかを紹介する。
ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ株式会社
コンサルティング事業部
ディレクター
CAEベンダーにて、航空、鉄道、自動車業界の認証プロジェクトで、モデルベース開発手法の導入、トレーサビリティ構築、構成・変更管理の仕組みを確立するなど、プロセス構築支援で得た経験やノウハウを活かして、Biz3の新サービスを展開している。
B2-1
サイバーセキュリティ
株式会社KDDI総合研究所
竹森 敬祐
B2-1 サイバーセキュリティ「コネクティッドカーのセキュリティとプライバシ対策」
自動車がサーバやスマホと繋がることで、走行ログの収集と分析、リモート操作や診断などが行える。本講演では、自動車に対するサイバー攻撃を振り返りつつ、セキュリティ対策としてのリスク分析の進め方、認証や暗号に用いる鍵の管理について考えます。また、プライバシ保護の観点から気を付けるべきポイントを整理します。
株式会社KDDI総合研究所
ネットワークセキュリティグループ
研究マネージャー
1996年 現在のKDDI/KDDI総合研究所へ入社。2000年からインターネットのセキュリティ、2009年からスマートフォンのセキュリティとプライバシ、2014年から自動車のセキュリティとプライバシの研究開発に取り組む。スマートフォンのプライバシ対策についてIEICEマイルストーン賞など受賞。
B2-2
サイバーセキュリティ
株式会社ユビキタス
佐野 勝大
B2-2 サイバーセキュリティ「コネクティッドカーのサイバーセキュリティの動向と対策に向けて」
自動運転、コネクティッドカーの実現に向けて、ソフトウェアの重要性が益々高まる中、サイバーセキュリティへの脅威が大きな課題となっている。当セッションでは、最新の動向と安心、安全な「つながるクルマ」に必要なソフトウェアの品質向上とセキュリティの対策に関して解説する。
株式会社ユビキタス
代表取締役社長
1989年日本アイ・ビー・エム(株)入社。マイクロソフト(現日本マイクロソフト)(株)日本市場向けコンシューマ関連製品の事業戦略担当業務執行役員兼米国Microsoft Corporation Director等を経て、2010年(株)ユビキタス入社後、13年より現職。
休憩および機材セッティング
A3-1
車載ネットワーク
住友電気工業株式会社
畑中 健一
A3-1 車載ネットワーク「次世代車載ネットワークの開発動向」
クルマの自動運転やコネクテッド化への対応が進み、車載ネットワークに対するニーズも変わりつつある。今後予想されるクルマをとりまく情報化の進展について説明するとともに、それに対応する次世代通信技術の標準化動向・開発動向について解説する。
住友電気工業株式会社
自動車新領域研究開発センター
車載ネットワークデザイン室 室長
住友電工に入社後、次世代ITSや車載LANなどの研究開発に従事。現在は、車内外通信、電源ネットワークのアーキテクチャ研究、シミュレーション技術開発などを担当。
A3-2
車載ネットワーク
株式会社サニー技研
市場開拓事業部 マーケティング課
課長
山口 浩史
A3-2 車載ネットワーク「AUTOSARでCAN通信を! ~その仕組みと留意事項~」
CAN通信においてもAUTOSARを導入するケースが近年拡大している。しかしながらAUTOSAR準拠のソフトウェア活用には利用者側であらかじめ考慮しておかないといけない留意点も多数存在している。本講演ではAUTOSARでCAN通信を利用の際の考慮すべき内容について紹介する。
株式会社サニー技研
市場開拓事業部 マーケティング課
課長
半導体メーカーで自動車用マイコン及び車載ネットワークの応用技術及びカスタマータポートを担当、2015年 サニー技研に入社。小型ECU向けAUTOSARオールインワンフレームワーク”CioRy”を立ち上げ、現在、自動車向け開発支援ツール全般のマーケティングを担当。
B3-1
アジャイル
株式会社デンソー
成迫 剛志
B3-1 アジャイル「社内にシリコンバレーをつくる ~“攻めのIT”への取り組み~」
IoT, AIなどの技術の急速な進展に伴い、自動車産業は100年に一度とも言われる大変革期を向かえている。 そして、ITジャイアントやテック・スタートアップなど、従来とは異なる企業との協業や競合が起こってきている。このような大きな波への対応として“攻めのIT”を行っているデンソーの事例を紹介する。
株式会社デンソー
技術開発センター デジタルイノベーション室長
日本IBMにSEとして入社、伊藤忠商事ではIT関連ビジネスの立ち上げに取り組み、その後、香港IT事業会社の社長に就任。帰国後はERPベンダーにてプリンシパルを務めた後、データセンター・クラウド事業のビットアイル・エクイニクスなど、IT企業の役員を歴任。2016年8月よりデンソーで攻めのITを担当。
B3-2
アジャイル
Toyota Motor North America
Debbie West
KDDI株式会社
和田 圭介
B3-2 アジャイル「北米トヨタにおけるアジャイルトランスフォーメーション」
アジャイル企画開発手法「スクラム」を、IT部門全体で採用し、アジャイルな組織への変革に成功した北米トヨタの事例を紹介する。
日本にルーツを持つ北米トヨタの事例を通じて、コネクテッドカーや自動運転の競争に打ち勝つイノベーティブな組織の在り方を提言する。
Toyota Motor North America
IS PMO Group Manager
北米トヨタにおけるアジャイルプラクティス、品質保証、プロジェクトマネージメント、ITツールの責任者。
トヨタウェイ・トヨタ生産方式・アジャイルフレームワークを用いたコーチを通じて、経営陣からチームまで、アジャイルなマインドセットへのシフトを促し、IT部門のアジャイルトランスフォーメーションを主導した。
トヨタ自動車に2年間出向し、トヨタのグローバルIT戦略を立案した。
KDDI株式会社
ソリューション事業企画本部 事業企画部
課長補佐
KDDIに入社後、IoTビジネスの立ち上げに従事。その後、自動車会社への出向を経て、KDDI社内のスクラムチームのプロダクトオーナーを務める。
2016年より、KDDI社内で培ったノウハウを生かした、スクラム導入支援のビジネスを推進中。
会場転換、休憩および機材セッティング
K-2
基調講演
警察庁
自動運転企画室長
杉 俊弘
K-2 基調講演「自動運転をめぐる最近の動向と警察庁の取組について」
自動運転は、我が国の将来における交通事故の削減や渋滞の緩和等を図る上で不可欠な技術になると考えられることから、警察としても、その進展を支援する観点から取組を進めている。本講演では、自動運転をめぐる国内外の最近の動向を踏まえつつ、自動運転に関する警察庁の取組について紹介する。
警察庁
自動運転企画室長
昭和63年早稲田大学商学部卒業、同年警察庁入庁。交通局交通企画課課長補佐、千葉県警察交通規制課長、交通局運転免許課課長補佐、広島県警察交通部参事官兼交通指導課長等を経て、平成21年長官官房総務課国会連絡室長、24年長崎県警察警務部長、26年長官官房給与厚生課理事官、29年6月より現職。