EC物流フォーラム2019

本イベントは終了しました。多数のご来場誠にありがとうございました。

~ロジスティクス・SCM・流通分野のキーパーソンがEC物流を語る~

「EC物流フォーラム2019」は、株式会社ロジスティクス・パートナーと株式会社インプレスの共同企画のもと経営戦略やロジスティクス・SCM・流通分野で注目企業のキーパーソンに、旬の講演テーマをお話しいただき、Eコマースにおける物流の役割、事例、最新情報が学べる1Dayフォーラムです。

Eコマースの発展により、インフラであるシステム・店舗流通・物流オペレーション・物流拠点は、より柔軟な対応が求められております。

物流に関して改善意欲の高い、物流担当・物流業界のエグゼクティブな方のお役に立つ最適な情報をお届けします。

開催概要

イベント名
EC物流フォーラム2019
日時
2019年11月12日(火)9:30~18:00(受付開始 9:00)
会場
東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ森タワー4階(地図を確認する
交通アクセス
  • 虎ノ門駅 1番出口 徒歩約5分(銀座線)
  • 神谷町駅 3番出口 徒歩約6分(日比谷線)
  • 霞ヶ関駅 A12番出口より徒歩 約8分(千代田線、丸ノ内線、日比谷線)
主催
株式会社ロジスティクス・パートナー
流通ニュースLNEWS
共催
株式会社インプレス
参加対象
製造業・小売業・卸売業の経営企画、生産管理、システム部門、ロジスティクス部門、 SCM部門、輸出入部門、物流子会社、3PL、倉庫、運送会社、行政、自治体、コンサルタント、 研究者他
受講料
無料(事前登録制)
お問い合わせ先
株式会社インプレス イベント事務局
TEL:050-3356-0787 FAX:045-680-2122
受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

タイムテーブル

9:30~10:30
C1-1オープニング基調講演
デジタル時代の新しいコミュニケーション、買い物のあり方とは
~新しい顧客体験を届けるデジタル時代の商業施設「PARCO」~
林 直孝
株式会社パルコ
執行役 グループデジタル推進室担当
株式会社パルコデジタルマーケティング 
取締役
林 直孝
講師プロフィール

パルコ入社後、全国の店舗、本部及び、Web事業を行う関連会社 株式会社パルコ・シティ(現 株式会社パルコデジタルマーケティング)を歴任。 店舗のICT活用やハウスカードとスマホアプリを連携した個客マーケティングを推進する「WEB/マーケティング部」等を担当。 2017年より、新設された「グループICT戦略室」(2019年グループデジタル推進室に改称)でパルコグループ各事業のオムニチャル化、ICTを活用したビジネスマネジメント改革を推進。

逸見 光次郎
株式会社CaTラボ
代表 オムニチャネルコンサルタント
逸見 光次郎
講師プロフィール

学習院大文学部史学科卒。
三省堂書店本支店勤務、イー・ショッピング・ブックス(現:セブンネットショッピング)立ち上げ、アマゾンジャパンブックスMD、イオンネットスーパー立ち上げとデジタルビジネス戦略担当、カメラのキタムラ執行役員EC事業部長のち経営企画オムニチャネル(人間力EC)推進担当を経て独立。現在は株式会社CaTラボ代表オムニチャネルコンサルタント。個人コンサル以外にプリズマティクス社アドバイザー、GMOメイクショップオムニチャネルスーパーバイザーを兼務。流通問題研究協会 特別研究員。

講演概要

デジタルSC(ショッピングセンター)プラットフォーム構想を掲げ店舗のデジタル化に積極的なパルコは2019年11月22日(金)に新生「渋谷PARCO」をグランドオープンします。店舗販売とECを併設したオムニチャネル型売場ゾーンや、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)の技術を活用し、3次元のクリエイティブ作品をスマートフォンやAR対応グラスで体験できる空間などを設置したデジタル時代に対応した新しい商業施設です。パルコが手掛けるデジタル時代に対応した新しい売り場作りについて解説します。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け

※本講演は同時開催のネットショップ担当者フォーラムのサテライト中継になります。

10:45~11:30
L-2講演
実店舗の強みを生かした物流網強化で、顧客本位のオムニチャネル戦略を実現する
〜店舗と店舗在庫の有効活用がキーになる〜
清水 博
マンハッタン・アソシエイツ株式会社
日本・韓国代表
清水 博
楢崎 芳樹
マンハッタン・アソシエイツ株式会社
ソリューションコンサルタント
楢崎 芳樹
講演概要

小売業のEC化率は、日本を含め、今後も世界的に成長が継続すると予想されています。
現在、配送方法の多様化やIoTの活用といった物理的な改善に着目しがちですが、それらは小売業が検討すべき対策のひとつのステージに過ぎません。
北米では、Amazon Effect の脅威から、従来の小売業は変革の真っただ中、EC業者側もリアル店舗を展開するなど、ECとリアル店舗の融合は現在進行形です(オムニチャネル化)。この流れは、日本でも一部企業で取組まれつつあります。この変化は、従来の商品をどれだけ販売するかではなく、顧客へのサービスレベル向上や付加価値の創造を通して、お客にどれだけ購入してもらえるかという発想の転換を求められているとも言えます。
それを実現するには、ネットとリアルの融合を前提にした物流基盤の強化は欠かせません。顧客体験向上のためのインフラづくりに重要となるのが、全社規模での在庫情報の一元管理であり、実店舗を出荷拠点としても機能させる仕組みの整備です。本セッションでは、マンハッタン・アソシエイツが考えるオムニチャネルの段階的発展手順と、それを実現するソフトウェアの高度な機能をご紹介します。

内容レベル

中級、上級、大規模店舗向け、中規模向け、モール店舗向け

参加対象者

小売業でオムニチャネル、O2Oの展開を検討されている部門やご担当者など

受講するメリット

オムニチャネル展開向けソリューションの背景、必要性やパッケージソリューションでできることを理解できます。

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

ネットとリアルの融合(オムニチャネル施策)の必要性と導入例

11:45~12:30
L-3ランチセッション(軽食をお出しします)
EC物流が抱える課題と東京オリンピックも含む今後の展開
矢野 裕児
学校法人 流通経済大学
流通情報学部
教授
矢野 裕児
講師プロフィール

流通経済大学流通情報学部教授。工学博士。日通総合研究所、富士総合研究所を経て、1996年より流通経済大学。専門は物流、ロジスティクス。国土交通省、経済産業省等各種委員会委員を歴任。共著書『物流論』『現代ロジスティクス論』『現代流通変容の諸相』『現代リスク社会と3・11複合災害の経済分析』等。

講演概要

物流を取り巻く環境、EC物流に求められるサービスと課題について概観する。ドライバー等の人手不足が発生している背景について説明すると同時に、再配達、過疎地等の配送密度が低い地域での物流サービスの維持が困難となっている現状などに触れ、EC物流が抱える課題について解説する。さらに、新技術等の導入などEC物流の新しい展開、東京オリンピックについても説明する。

12:45~13:30
L-4講演
中国AIロボット最前線~ コラボレーションによる庫内の最適化ソリューション
高橋 健太
プロロジス
開発部
ディレクター
高橋 健太
講師プロフィール

2007年プロロジス入社。物流施設のリーシング業務に従事し、多数の新規物流施設プロジェクトに携わる。「プロロジスパーク千葉ニュータウン」では、アパレルECフルフィルメントのアッカ・インターナショナルとともにGeek+社製物流AIロボットの稼働を主導した。現在、顧客の業務効率改善のための物流施設のIoT化、デジタル化を推進すべく、異業種との協業やコンサルティングサービスの立ち上げに取り組んでいる。

西尾 浩紀
株式会社CAPES
代表取締役
(プロロジス コンサルティングパートナー)
西尾 浩紀
講師プロフィール

ジュピターショップチャンネル、アビームコンサルティングを経て2015年モノタロウ入社。AGVピッキングシステムや大規模マテハンを導入した物流センター立ち上げの責任者として業務プロセス設計から、総務・労務、スタッフ採用計画に至るまでの多岐に亘る業務設計をリード。稼働後はセンター長として2万件/日 の出荷、20万種類の在庫を抱えるセンターマネジメントを実施。
2018年7月、株式会社CAPESを設立し、現在プロロジスパートナー。

大島 真一
クイックトロン・ジャパン株式会社
代表取締役
大島 真一
講師プロフィール

証券会社、M&Aアドバイザリーファームを経て、2013年株式会社ベストムーブを設立。企業買収、資本政策等のアドバイザリーを行う。
2018年、上海のパートナーとともに、クイックトロン・ジャパン株式会社を設立。倉庫内自動化のソリューションを日本市場に導入すべく、プロロジスをはじめとする日本を代表する物流企業とともに、中国Quicktron社の世界トップクラス棚搬送型AGVの導入案件を推進中。

講演概要

複数の物流ロボットの国内初導入を手掛けてきた、プロロジスのコンサルティングサービス。庫内の最適化提案だけでなく、新しいテクノロジーを活用した機器や設備の選定・導入、作業フローの見直しなど、現場の物流業務に踏み込んだコンサルテーション本格始動。世界トップクラスのAIロボティックス・メーカーであるクイックトロン(Quicktron)社によるAIロボティクス最新テクノロジーについてもご紹介いたします。

14:00~14:45
L-5講演
ECビジネスの根幹を担うオムニチャネル・OMO時代のEC物流とは
竹川 誠
株式会社ビームスホールディングス
ロジスティクス本部 副部長
竹川 誠
講師プロフィール

1997年、株式会社ビームスへ入社。2002年、社内WMS構築、2004年物流改革プロジェクトに参画。
2010年、基幹システム刷新プロジェクトのプロジェクトリーダーを経て、
2012年より、RFIDプロジェクトマネジャーとして、RFIDの全店舗展開を完結。
2016年には、自社オンラインEC物流の内製化を推進し、現在、現職にて次世代物流センター構想中。

市橋 邦弘
株式会社フェリシモ
新事業開発本部 物流EC支援事業部
部長
市橋 邦弘
講師プロフィール

株式会社フェリシモ
ビジネスプラットフォーム統括本部
新事業開発本部
物流・EC支援事業部
部長 市橋邦弘

1995年、フェリシモ入社。阪神・淡路大震災後の神戸でHTMLを覚えながら自社ECサイトの立ち上げプロジェクトに参画。ネット販売企画室の室長として、ECの販売、制作、広告、アプリ開発、システム開発などを推進。
1998年、神戸市須磨区に情報物流拠点エスパスフェリシモが完成したのを機に、CS部門でネット専門対応チームの立ち上げ、情報システム部門でECと基幹システムの連携を担当。
2015年から事業開発担当として、自社の顧客基盤や物流・EC基盤を活かして複数のパートナーとECの共同事業プロジェクトをサポート。
2018年、LCC配送ベンチャー株式会社LOCCO(ロッコ)執行役員兼任。岐阜県出身、立命館卒、兵庫県在住。

高山 隆司
株式会社スクロール360
常務取締役 ECフルサポート推進室長
高山 隆司
講師プロフィール

1981年にスクロール(旧社名ムトウ)入社以来37年にわたり通販に従事。
食品通販の立ち上げから商品企画、プロモーション企画、マーケティング調査
と通販の実務に従事。その経験を生かし2006年から他社の通販事業を
支援するスクロール360で200社のコンサル・物流立ち上げを統括。
著書に「ネット通販は物流が決め手!」(ダイヤモンド社)がある。

講演概要

OMO(Online Merges with Offline)時代が時代が到来し、購買体験全体における価値が重要視され、「物流」もその根幹を担っています。
このセッションでは、ビームス竹川氏、フェリシモ市橋氏をゲストに迎え、「自社物流の在り方」「在庫」「置き配」「宅配クライシス」「梱包」など
さまざまな旬なテーマについて200社のコンサル・物流立ち上げを統括してきたスクロール360高山氏が掘り下げます。

15:00~15:45
L-6講演
高密度収納・高効率出荷を目指す、トラスコ中山の物流のリアルと戦略
~段ボール梱包の常識を変える、タナックスの『Just fit BOX』とは~
直吉 秀樹
トラスコ中山株式会社
取締役 物流本部 本部長
直吉 秀樹
講師プロフィール

1994年、近畿大学商経学部を卒業後、トラスコ中山株式会社に入社。その後、ファクトリールート営業の第一線で活躍。尼崎、小倉にて支店長を務めた後、経営企画課長として会社の経営戦略立案に携わる。2013年からは情報システム部長に就任。その後2017年より物流本部長、2019年より取締役 物流本部長として、物流戦略の推進、更なる物流体制の強化を担う。

平岡 秀教
株式会社タナックス
物流ソリューション部 営業戦略部
部長
平岡 秀教
講師プロフィール

2000年、株式会社タナックス入社。セールスプロモーション(SP)部門では数々の大手企業に対し、販売促進の企画提案および製造販売の営業部長として第一線で活躍。2019年1月より、前部門で培った営業経験を活かし、同社の物流ソリューション部 営業戦略部長に就任。オンデマンド段ボール加工機『Just fit BOX』の提案をメインに、物流現場のあらゆる課題解決に向け、全国の営業を統括する。

講演概要

日本のモノづくりのお役に立つという志で、徹底して問屋を極める工場用副資材の卸売企業のトラスコ中山。入出荷量が増大する同社物流のリアルとともに、即納体制を強化していくための物流戦略、最新の物流イノベーションをお伝えします。また高密度収納・高効率出荷を目指す中で、効率的で無駄のない物流改善のため、タナックス提案の段ボールを自動で製造できるシステム『Just fit BOX』を導入。同システムの導入効果を踏まえた梱包現場の働き方改革を、タナックスがご紹介します。

16:00~16:45
L-7講演
総合商社が考える、EC物流のこれからのカタチ
~ はじめまして、三菱商事です ~
引網 康暁
三菱商事株式会社
コンシューマー産業グループ
物流事業本部
戦略企画室長
引網 康暁
講師プロフィール

1997年早稲田大学大学院理工学研究科修了、同年、三菱商事株式会社入社。2004年内閣官房郵政民営化準備室、2006年三菱商事ロジスティクスへの出向を経た後、ドイツとロシアでの海外駐在にて、物流事業の現地責任者を歴任。2015年から中国での物流不動産開発事業に関わった後、2017年から物流事業本部戦略企画室長として本部の事業戦略の企画・立案に従事している。

講演概要

三菱商事は、消費社会における重要課題の解決に持続的に取り組むとともに、リアルとデジタルの融合を通じて、消費者にとって利用価値の高い小売・流通プラットフォームの構築を目指しています。特に、eコマースの普及や労働者の不足に端を発して、物流がますます重要な社会課題となる中、総合商社が考えるEC物流のカタチを皆さまにご提示し、幅広いパートナーシップを唱えるものです。

17:00~18:00
C1-8クロージング基調講演
「モノタロウ」が9年連続で20%成長している理由は? ~現場のニーズを先回りする強さの仕組み~
米島 和広
株式会社MonotaRO
データマーケティング部門
米島 和広
講師プロフィール

米国系SIer・インド企業で、国内外のシステム導入後、2008年オイシックスにて、新規事業(海外/卸/JV)の立ち上げ・運営に関わり、全社の分析・テクノロジーマーケティングを担当。
2018年 東京でのデータマーケティングチームの立ち上げメンバーとして MonotaRO入社。現在、データを活かし、簡単に買えるWEBサイトのマーケティングに従事。

郡司 昇
店舗のICT活用研究所
代表
郡司 昇
講師プロフィール

1999年(株)ランド設立 代表取締役社長。2013年(株)ココカラファインOEC代表取締役社長。2018年4月~現職。
My job is 全体最適なデジタルシフトに関して悩みがある企業(小売業、メーカー、ITテック企業)のお手伝いをして、その先にある顧客体験を向上することで三方良しを実現する。

講演概要

9年連続で20%以上の売上成長率を記録している「モノタロウ」。商品点数1800万点超を売るデジタルマーケティングなどのフロント、膨大な出荷量に対応するためのロボット物流といったロジスティクスなどのバックヤード、大規模ECサイトを支える開発の内製化といったシステムや文化など、「モノタロウ」の事業、支える仕組みについて解説します。

内容レベル

中級、上級、大規模店舗向け

※本講演は同時開催のネットショップ担当者フォーラムのサテライト中継になります。