インプレスでは、「データサイエンス・機械学習」の、その有用性にいち早く着目。
2013年秋からビッグデータ、AI研究の先端研究が進む東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科/東京大学政策ビジョン研究センターに協力を仰ぎ、授業タイプのセミナーとして改めて企画し、<2014年4月から「データサイエンス講座」>として実施してまいりました。
現在、機械学習を講義と演習で理解を深める「データサイエンス基礎講座」、ブロックチェーンの最新技術動向を体感する「ブロックチェーン基礎講座」や「アジャイル開発/Scrum基礎講座」、「MixedReality基礎講座」など、今が旬の先端IT動向を捉えた授業セミナーを実施してまいりました。
今回は、2017年4月に実施し、受講者から高い評価を得た「アジャイル開発/Scrum基礎講座2017」の内容をリニューアルして、Scrumの理念・開発フレームワークの理解とともに、「実装」フェーズを拡充し、実際に手を動かすアジャイル開発を体験し、体験に基づく議論によりアジャイル開発の根本思想の理解、アジャイル開発チームメンバーのマインドの変化、それに基づいた継続的な改善の必要性の理解、プラクティスの適用についての考察、実務でのプラクティスの適用に関する知見の獲得などを目的とした構成といたしました。
具体的には、実際の開発現場における課題解決を想定し、「Google Homeによる音声入力を利用した簡易Posシステムの実装」をテーマにして、アジャイル開発のトータルな開発作業を演習形式により体感していただきます。この演習においては、代表的なアジャイル開発のフレームワークであるScrumを利用し、実際にJavaによるシステム開発を行います。そして、一連の開発の中で、アジャイル開発のマインドを理解し、XP(eXtreme Programming)に代表されるプラクティスには、どのようなものがあり、どのような効果が期待できるのかを理解していただける構成内容としています。特に、アジャイルに必須なテスト自動化/テスト駆動開発を、JUnit(Java用ユニットテストツール)とRobot Framework(受け入れテスト駆動開発フレームワーク)を利用して習得していただきます。また、音声入力というおそらく普段扱うことが少ない新しい技術に対して、ペアプログラミング/モブプログラミングを利用して取り組むことで、それらの価値を体感していただきます。
講師には、株式会社レベルファイブのソフトウエア開発部・部長の要職を務める傍ら、国立情報学研究所で特任准教授として、先端の「アジャイル開発・ソフトウエア開発プロセス」の研究・教導に努める土肥 拓生(どい たくお)氏を迎え、白熱の授業を展開していただきます。
従来のウォーターフォール型開発では、システム開発のスピード・変化対応に難があると考えながらも実践の経験が少ない方、アジャイル開発を社内で浸透させたい手立てを模索する方、実際にScrumを適用したが上手く行かない方、新規ビジネスでのIT活用にアジャイル開発の適用を検討している方々など、既に業務で利用している方は勿論、初めての方には基礎知識・経験を深める場として、ご利用いただいても十分活用できます。
本講座を通じ「Scrum」への理解を深め、チームで応用できる素養を身に付ける場としてご活用下さい。
- ※開発環境を整備したVirtualBoxのイメージを配布致します。
1限目には、受講に際して利用する持参PC環境(Mac、Win、Unix系)にて、VirtualBoxのイメージの動作確認、および、VirtualBoxを使わずに環境を構築したい方向けに、利用ソフトウエア(Java 8、Maven、git、Eclipse、 Anaconda)の説明とダウンロードのガイダンスを行います。2限目以降の授業中に設定等で手間取る事の無いよう事前準備のための説明時間を取っています。
- 今回授業の特徴
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- 講義・演習/実習を通じた「Scrum」の基礎知識と応用への知見の獲得
- ワークショップ形式で、相互に意見交換をできるような環境を準備。Scrumの知識の習得だけでは無く、実践的な経験を通じてのアジャイル開発/Scrumの理解を図る
- 従来の授業タイプセミナーよりも安価な授業料設定
- 全4回。すべて就業後に参加し易い午後7時から授業を開始(1回:120分)
- 受講に際しての留意事項
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なんらかのプログラミング経験を有する(Java等オブジェクト指向開発)方の受講を推奨
ただし、管理者サイドやエンドユーザーストーリーサイドに従事し、ITやプログラミング経験が少ない方も受講可能です。
ペアプログラミング・モブプログラミングを実施し、参加者と協力しながら授業を行う予定ですので、高いITスキルは必要としません。
サービスプロバイダ、IT活用部署だけではなく、多くの部門・多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
- ※昨年及び前回実施した『データサイエンス基礎講座』を受講された方も、知識の再整理・復習の意も含め受講をお薦めいたします。
開催概要
セミナー名 | アジャイル開発/Scrum基礎講座2018 |
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日時 |
全5回 |
会場 |
■1限目 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング23F
Diagonal Run Tokyo(ダイアゴナル ラン トウキョウ) 東京都中央区八重洲2丁目8番7号 福岡ビル4階
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主催 | 株式会社インプレス |
協力 | 株式会社レベルファイブ フューチャーブリッジパートナーズ株式会社 |
参加対象 |
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受講料 | 59,400円(税込) |
お問い合わせ先 |
株式会社インプレス イベント事務局(担当:石川義貴) E-mail:bc-event@impress.co.jp 受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く) |
定員 | 50名(最少開講人数20名) ※応募者多数となりました場合には、受講いただけない場合がございます。予めご了承ください。 |
注意事項
- 最少開講人数20名となります。
- 受講票は2018年4月9日(月)以降、順次電子メールにてご連絡させていただきます。
- 応募者多数となりました場合には、受講いただけない場合がございます。予めご了承ください。今回ご受講いただけないお客様には、次回の開講について、改めてご案内させていただきます。
- 講師・講座内容は予告無く変更される場合があります。予めご了承ください。
- 製品購入を前提としたり、製品販売促進のためのセミナーではありません。
- ロゴ、記載されている 製品およびサービス名は・会社名・団体名は、各社の商標または登録商標です。
重要:利用ソフト、持参PC等、機器について
授業の演習には、PCを利用します。ご自身のPCを持参ください。必要最低限のPCリソースで演習可能な内容です。
*[推奨環境]- CPU:64ビット
- OS:Mac OS X(Yosemite 以降)、Windows7以降、Linux(Ubuntu等)
持参PCの稼働環境について:
以下のソフトウェアがインストールされたPCをご用意ください。
- VirtualBox
- Java8:https://www.java.com/ja/download/
- Maven:https://maven.apache.org/download.cgi
- git:
Windows https://git-scm.com/download/win
Linax https://git-scm.com/download/linux - Eclipse:http://www.eclipse.org/downloads/
- Anaconda:https://www.anaconda.com/download/